ゴールドサンサン（2006年生、母ピサノリヴィエール）

ゴールドサンサン（2006年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドヘイロー（当時9歳）と交配したピサノリヴィエールが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は沖田博志。戦績は、地方11戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年のフレッシュゴールド。

経歴

デビュー前

竹下直人厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2008年）

9月19日、デビュー戦は今井貴大騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート800m 曇/不良）に出走。馬体重は459kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて、最後は2着のシルバーウインドを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

10月2日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のように急駛したが、パワーリストに半馬身交わされて2着に敗北した。

10月24日、中2週で迎えた3戦目は、2歳地方重賞のゴールドウィング賞（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

12月3日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、2歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシルバーウインドに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3歳（2009年）

1月2日、中3週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた5戦目は、3歳地方重賞の新春ペガサスカップ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

2月3日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦のおしどり特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丹羽克輝騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のはやぶさ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丹羽克輝騎手（3戦1勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に敗れた。

4月14日、中7週で迎えた8戦目は、3歳戦のうぐいす特別（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で丹羽克輝騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のゼロスキャンをクビ差振り切って3勝目をゲットした。

6月5日、中6週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の東海ダービー（名古屋ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で丹羽克輝騎手（5戦2勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のかるがも特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で丹羽克輝騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

12月25日、約6か月半の休養明けで迎えた11戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で丹羽克輝騎手（7戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。競走中止となった。