シルバーウインド（2006年生、母ブロンディー）

シルバーウインド（2006年4月9日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時10歳）と交配したブロンディーが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は中川哲也。戦績は、地方46戦17勝2着14回。2009年の秋桜賞(牝地方重賞)に勝利した他、2009年のスプリングカップ(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

藤ヶ崎一男厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2008年）

9月19日、デビュー戦は宇都英樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート800m 曇/不良）に出走。馬体重は490kg。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したゴールドサンサンを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

10月2日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のセレクトゴールド（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

11月4日、中4週で迎えた3戦目は、2歳戦のセレクトゴールド（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダイナマイトボディに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月3日、中3週で迎えた4戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宇都英樹騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったゴールドサンサンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月17日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦の若獅子特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で宇都英樹騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るキッポーメダリストを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

3歳（2009年）

1月2日、中1週で迎えた6戦目は、3歳地方重賞の新春ペガサスカップ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宇都英樹騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったダイナマイトボディに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

1月16日、中1週で迎えた7戦目は、一般B10（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で宇都英樹騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のハンサムケンタに2馬身半の差をつけて3勝目を手中に収めた。

1月29日、中1週で迎えた8戦目は、一般B9（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で宇都英樹騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のペプチドラヴに3馬身の差をつけて順当に勝利した。

2月17日、中2週で迎えた9戦目は、如月特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で宇都英樹騎手（8戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ローカストヒルに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

3月5日、中1週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞のスプリングカップ（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で宇都英樹騎手（9戦4勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のブラックポイントを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

3月26日、中2週で迎えた11戦目は、ムスカリー特別（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で宇都英樹騎手（10戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、抜け出したシーグランジャーに3/4馬身届かず2着に敗北した。

4月15日、中2週で迎えた12戦目は、クレマチス特別（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で宇都英樹騎手（11戦5勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の駿蹄賞（名古屋ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は13戦連続で宇都英樹騎手（12戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

6月5日、中3週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の東海ダービー（名古屋ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で宇都英樹騎手（13戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

6月26日、中2週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞のオッズパーク・ファンセレクションin笠松（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で宇都英樹騎手（14戦5勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のエーシンビッグシーに2馬身半の差をつけて6勝目を奪取した。

8月12日、中6週で迎えた16戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の東海クイーンカップ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で宇都英樹騎手（15戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ダイナマイトボディに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

9月3日、中2週で迎えた17戦目は、唐松特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で宇都英樹騎手（16戦6勝）。11頭立ての3番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた18戦目は、しろばな萩特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で宇都英樹騎手（17戦6勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るロードグリンを上がり1位の末脚でクビ差だけ差し切って単勝一倍台の評価に応えた。

10月2日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定地方重賞の秋桜賞（名古屋ダート1800m 雨/不良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は19戦連続で宇都英樹騎手（18戦7勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るダイナマイトボディを強烈な末脚でアタマ差だけ差し切って8勝目をマークした。

11月3日、中4週で迎えた20戦目は、Jpn1のJBCスプリント（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は20戦連続で宇都英樹騎手（19戦8勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

4歳（2010年）

5月20日、約6か月半の休養明けで迎えた21戦目は、花水木特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は21戦連続で宇都英樹騎手（20戦8勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた22戦目は、紅バラ特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で宇都英樹騎手（21戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のスギノブライアンに1馬身半の差をつけて9勝目を手にした。

6月17日、中1週で迎えた23戦目は、パールオープン（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で宇都英樹騎手（22戦9勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスリーフォートランを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて制した。

7月27日、中5週で迎えた24戦目は、牝馬限定地方重賞の読売レディス杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は24戦連続で宇都英樹騎手（23戦10勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、キーポケットに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

8月25日、中3週で迎えた25戦目は、牝馬限定地方重賞の兵庫サマークイーン賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は25戦連続で宇都英樹騎手（24戦10勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

9月29日、中4週で迎えた26戦目は、牝馬限定地方重賞の秋桜賞（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は26戦連続で宇都英樹騎手（25戦10勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた27戦目は、さざんか特別（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は27戦連続で宇都英樹騎手（26戦10勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシーグランジャーを豪脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

11月3日、中1週で迎えた28戦目は、トパーズオープン（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は28戦連続で宇都英樹騎手（27戦11勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るショウケイを凄まじい末脚で半馬身差し切って勝利数を12に伸ばす

12月2日、中3週で迎えた29戦目は、ターコイズオープン（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は29戦連続で宇都英樹騎手（28戦12勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したマイネルフォルザにアタマ差届かず2着に甘んじた。

12月23日、中2週で迎えた30戦目は、愛知県畜産特別（名古屋ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は30戦連続で宇都英樹騎手（29戦12勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のゴールドネオに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

5歳（2011年）

1月1日、連闘で迎えた31戦目は、地方重賞の新春盃オープン（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は31戦連続で宇都英樹騎手（30戦13勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のサチコゴージャスに2馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

4月22日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた32戦目は、吉野桜特別（名古屋ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は32戦連続で宇都英樹騎手（31戦14勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

5月3日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた33戦目は、Jpn3のかきつばた記念（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は33戦連続で宇都英樹騎手（32戦14勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた34戦目は、花水木特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は34戦連続で宇都英樹騎手（33戦14勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったカモンネイチャに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

6月9日、中2週で迎えた35戦目は、しゃくなげ特別（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は35戦連続で宇都英樹騎手（34戦14勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、ホウライエイブルに半馬身交わされて2着に敗北した。

7月19日、中5週で迎えた36戦目は、牝馬限定地方重賞の読売レディス杯（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は36戦連続で宇都英樹騎手（35戦14勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出し、3着に入った。

8月12日、中2週で迎えた37戦目は、ペリドットオープン（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は37戦連続で宇都英樹騎手（36戦14勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったベルモントパッシオに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

8月25日、中1週で迎えた38戦目は、牝馬限定地方重賞の秋桜賞（名古屋ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は38戦連続で宇都英樹騎手（37戦14勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

10月7日、中5週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた39戦目は、オパールオープン（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は39戦連続で宇都英樹騎手（38戦14勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るスマートブレードを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利数を15に伸ばす

11月3日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた40戦目は、キリンビールカップ（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は40戦連続で宇都英樹騎手（39戦15勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のエイシンフレンチをクビ差振り切って勝利数を16に伸ばす

11月17日、中1週で迎えた41戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の東海菊花賞（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6歳（2012年）

3月8日、約3か月半の休養明けで迎えた42戦目は、ブラッドストーンオープン（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（40戦16勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るダイワマックワンを目の覚めるような末脚でアタマ差だけ差し切って勝利数を17に伸ばす

5月18日、中9週で迎えた43戦目は、エメラルドオープン（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（41戦17勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、勝ったエーシングレーソロにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

6月8日、中2週で迎えた44戦目は、合歓の木特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（42戦17勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた45戦目は、夏椿特別（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で宇都英樹騎手（43戦17勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したパラダイスラビーダを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

7月6日、中1週で迎えた46戦目は、ルビーオープン（名古屋ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で宇都英樹騎手（44戦17勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では弾けるように急駛したが、勝ったデジタルゴールドに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。