コスモテイオー（1986年生、母ツキマリー）

コスモテイオー（1986年2月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカツラギエース（当時6歳）と交配したツキマリーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。戦績は、中央平地14戦1勝2着2回、地方16戦1勝。主な勝ち鞍は1988年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

福永甲厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1988年）

10月8日、デビュー戦は村本善之騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は488kg。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のエイシンタウラスをハナ差振り切って初白星を挙げた。

11月6日、中3週で迎えた2戦目は、3歳400万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた3戦目は、3歳400万下のかえで賞（京都ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

3歳（1989年）

1月16日、中7週で迎えた4戦目は、4歳400万下の若菜賞（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村本善之騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、勝ったホクトジュネスにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

1月29日、中1週で迎えた5戦目は、4歳400万下のつばき賞（京都芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で村本善之騎手（4戦1勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、リードを2馬身以上確保して、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい12着に敗れた。

2月18日、中2週で迎えた6戦目は、3歳オープンのバイオレットステークス（京都芝1400m 外回り曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で村本善之騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた7戦目は、内田国夫騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下のはなのき賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

3月25日、中1週で迎えた8戦目は、4歳400万下のアネモネ賞（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったメジロマリアに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

4月8日、中1週で迎えた9戦目は、4歳400万下（阪神芝1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（7戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

4歳（1990年）

1月7日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（8戦1勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に敗れた。

1月28日、中2週で迎えた11戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた12戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/重）に出走。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

12月8日、約10か月の休養明けで迎えた13戦目は、樋口弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

12月15日、連闘で迎えた14戦目は、松本達也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

5歳（1991年）

3月15日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた15戦目は、佐藤喜良騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月16日、中4週で迎えた16戦目は、河津裕昭騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のリユウシヨウキングに4馬身の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

5月1日、中1週で迎えた17戦目は、加納龍生騎手を鞍上に迎えて、湯島特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。11着に敗れた。

5月7日、連闘で迎えた18戦目は、砂子特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加納龍生騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月4日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、両国特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で加納龍生騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月11日、連闘で迎えた20戦目は、足柄特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加納龍生騎手（3戦0勝）。5頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた21戦目は、駒ケ岳特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は河津裕昭騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月1日、中3週で迎えた22戦目は、赤富士特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は加納龍生騎手（4戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月26日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた23戦目は、一般C2一（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で加納龍生騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月25日、中3週で迎えた24戦目は、パープル特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加納龍生騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた25戦目は、浮島特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は河津裕昭騎手（2戦1勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月26日、中0週で迎えた26戦目は、一般C2二三（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で河津裕昭騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

6歳（1992年）

3月30日、約3か月の休み明けで迎えた27戦目は、鬼沢裕充騎手を鞍上に迎えて、一般C3一（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月12日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3一（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鬼沢裕充騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月8日、中3週で迎えた29戦目は、一般C3一（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鬼沢裕充騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月29日、中2週で迎えた30戦目は、一般C3一（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鬼沢裕充騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。