ジューンステータス（2016年生、母フラワーチャンプ）

ジューンステータス（2016年6月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+ステータス」。毛色は青鹿毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時15歳）と交配したフラワーチャンプが19歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は吉田又治。主な勝ち鞍は2021年の4歳以上1勝クラス。

経歴

デビュー前

1歳のとき、チェスナットファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、吉川ホールディングスによって918万円で落札された。

今野貞一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2019年）

2月3日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出したが、3着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた2戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のホウオウライジンに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

4月6日、中6週で迎えた3戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り13着に敗れた。

4月28日、中2週で迎えた4戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村友一騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

7月28日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西村淳也騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

10月12日、中7週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西村淳也騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて10着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で西村淳也騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西村淳也騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

4歳（2020年）

2月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で西村淳也騎手（5戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入り込んだ。

2月29日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で西村淳也騎手（6戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったハードカウントにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

3月14日、中1週で迎えた12戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 小雨/稍重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、抜け出したクリノビッグサージに半馬身届かず2着に敗北した。

6月27日、約3か月半の休み明けで迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は西村淳也騎手（7戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西村淳也騎手（8戦0勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

5歳（2021年）

2月20日、約7か月半の休養明けで迎えた15戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西村淳也騎手（9戦0勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れ味光る末脚を繰り出し、3着に入った。

3月13日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、4歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

4月3日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は西村淳也騎手（10戦0勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のフィロスを半馬身振り切って久方ぶりに白星を挙げた。

5月29日、中7週で迎えた18戦目は、4歳以上2勝クラス（中京ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西村淳也騎手（11戦1勝）。15頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

8月21日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、3歳以上2勝クラス（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村淳也騎手（12戦1勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では脚を伸ばせず13着に敗れた。

9月26日、中4週で迎えた20戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（中京ダート1200m 雨/不良）に出走。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

12月28日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた21戦目は、3歳以上2勝クラスの春待月賞（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

6歳（2022年）

2月5日、中5週で迎えた22戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（中京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、抜け出したクインズレモンを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

3月6日、中3週で迎えた23戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

4月24日、中6週で迎えた24戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦し、5着に入り込んだ。

5月22日、中3週で迎えた25戦目は、4歳以上2勝クラスの火打山特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

9月25日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた26戦目は、3歳以上2勝クラス（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

11月19日、中7週で迎えた27戦目は、3歳以上2勝クラス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は松若風馬騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

2022年11月24日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

12月31日、中5週で迎えた28戦目は、江里口裕輝騎手を鞍上に迎えて、B2五B3二（大井ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7歳（2023年）

1月23日、中2週で迎えた29戦目は、ガーネット賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江里口裕輝騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

2月10日、中2週で迎えた30戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、フェブラリーダッシュ（船橋ダート1000m 雨/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったモンゲーアラシにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

2月21日、中1週で迎えた31戦目は、オープス中郷賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は江里口裕輝騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、伸びてきたモンサンラファータ決め手に屈してクビ差の2着となった。

6月29日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた32戦目は、タイタン賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江里口裕輝騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい6着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた33戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、デネブ賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

12月7日、約5か月の休み明けで迎えた34戦目は、九段坂賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は達城龍次騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた35戦目は、吉井章騎手を鞍上に迎えて、カウントダウン2024賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

8歳（2024年）

1月24日、中2週で迎えた36戦目は、初夢賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は達城龍次騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

2月15日、中2週で迎えた37戦目は、梅見月賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、若干緩いペースで一団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい15着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた38戦目は、朧月賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で達城龍次騎手（4戦0勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。