ダミアンバローズ（2016年生、母ドラマティーク）

ダミアンバローズ（2016年2月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「人名より＋冠名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時18歳）と交配したドラマティークが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。主な勝ち鞍は2020年の大寒特別(一般C2三)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、栄進牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、猪熊広次によって1,782万円で落札された。

渡辺薫彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2019年）

3月16日、デビュー戦は菱田裕二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝2200m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい8着に敗れた。

3月31日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず12着に敗れた。

5月26日、中7週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菱田裕二騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

7月21日、中7週で迎えた4戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1600m 曇/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

8月30日、中5週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた5戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のむらぼっくり記念Q（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のジーガスリッドに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月11日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月8日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の笠松競馬秋まつりまであと4日（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったムーンオブバローダに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

10月22日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の鈴木麻優初めての笠松記念（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るラストクリーガーを強烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

12月12日、中6週で迎えた9戦目は、山口達弥騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて、最後は2着のプロースをクビ差振り切って3勝目をつかんだ。

4歳（2020年）

1月11日、中3週で迎えた10戦目は、一般C2九十（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口達弥騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサダムシオイノモリを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

1月30日、中2週で迎えた11戦目は、大寒特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山口達弥騎手（2戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のアルチレイロに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月4日、中4週で迎えた12戦目は、アークトゥルス賞（川崎ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山口達弥騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のコスモキリュウに2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

3月14日、中0週で迎えた13戦目は、ハンデ戦の仁右衛門島特別（船橋ダート2200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山口達弥騎手（4戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

4月16日、中4週で迎えた14戦目は、蓮華賞（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山口達弥騎手（5戦4勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

5月7日、中2週で迎えた15戦目は、ハンデ戦のアマリリス賞（船橋ダート2200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山口達弥騎手（6戦4勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

6月19日、中5週で迎えた16戦目は、荷風賞（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山口達弥騎手（7戦4勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

7月22日、中4週で迎えた17戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、馬い!梨ジャムを食べよう記念（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

8月21日、中3週で迎えた18戦目は、飛鳥山賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

9月17日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた19戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、秋涼特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた20戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（園田ダート1230m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

10月23日、中2週で迎えた21戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、ニッカン菊園特別（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のダンカンを3/4馬身振り切って7勝目を奪取した。

11月10日、中2週で迎えた22戦目は、加古川くつした特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のタガノタイトを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

12月2日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた23戦目は、胆振軽種馬農業協同組合特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦2勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、伸びてきたカツゲキダイオウ決め手に屈して半馬身差の2着となった。

12月22日、中2週で迎えた24戦目は、日高軽種馬農業協同組合特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、カツゲキダイオウに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

5歳（2021年）

1月7日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた26戦目は、寒風特別（姫路ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は下原理騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた27戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、神戸ビーフ特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

3月4日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上B1（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

3月23日、中2週で迎えた29戦目は、ひめたん2歳お誕生日記念 4歳以上特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉浦健太騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた30戦目は、春爛漫特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉浦健太騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、バンローズキングスに交わされて1馬身差の2着となった。

5月13日、中3週で迎えた31戦目は、シャクナゲ賞（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は下原理騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上B1（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。鞍上は笹田知宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

6月16日、中2週で迎えた33戦目は、兵庫馬事畜産特別（園田ダート1230m 雨/重）に出走。鞍上は下原理騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

12月7日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた34戦目は、近江しゃも特別（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったサヤネエに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

6歳（2022年）

3月15日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに29kg減らして迎えた35戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、桜暦特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた36戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、スプリング特別（金沢ダート1900m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた37戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、垂水の滝特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく8着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた38戦目は、鈴蘭特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は沖静男騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

5月10日、連闘で迎えた39戦目は、ネットで楽天競馬を楽しもう!特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい7着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた40戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、ネットで買うなら楽天競馬特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた41戦目は、楽天競馬で肉製品プレゼント!エントリー開始特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた42戦目は、楽天競馬で能登牛ローストビーフが当たる!特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた43戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、楽天競馬で石川特産品が当たる!特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。