ヤマトヒーロー（1985年生、母ヤマトレボウ）

Yamato Hero

1985.04.04

ヤマトヒーロー（1985年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスポーツキー（当時13歳）と交配したヤマトレボウが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は松本 信行。戦績は、中央平地19戦1勝2着3回、中央障害12戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1988年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

吉田三郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1987年）

9月20日、デビュー戦は中竹和也騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた2戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に敗れた。

11月8日、中4週で迎えた3戦目は、清水英次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は林満明騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた5戦目は、C.アスムッセン騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1700m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったカルストンアポロに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

12月20日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は中竹和也騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

3歳（1988年）

1月5日、中1週で迎えた7戦目は、田島良保騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったポートモガミに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

1月24日、中2週で迎えた8戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田原成貴騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

3月13日、中2週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で田原成貴騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

4月23日、中5週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（京都ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田原成貴騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

5月15日、中2週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（京都芝2200m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で田原成貴騎手（5戦0勝）。15頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく14着に敗れた。

6月5日、中2週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は林満明騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

6月11日、連闘で迎えた15戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた16戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は清水英次騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

7月17日、中2週で迎えた17戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は林満明騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったリードクラシーバーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月31日、中1週で迎えた18戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた19戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で林満明騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のプリティスマイルをアタマ差振り切って待望の初白星を挙げた。

9月18日、中4週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は中竹和也騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は林満明騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（8戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったパンフレットから1馬身差の2着となった。

11月5日、中2週で迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で林満明騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた24戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で林満明騎手（10戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイシンフェアリーから3/4馬身差の2着に敗北した。

12月10日、中2週で迎えた25戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で林満明騎手（11戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったマコトギンサからクビ差の2着に甘んじた。

12月24日、中1週で迎えた26戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は中竹和也騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（1989年）

1月14日、中2週で迎えた27戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は林満明騎手（12戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月28日、中1週で迎えた28戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（13戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月1日、中8週で迎えた29戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で林満明騎手（14戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月23日、中2週で迎えた30戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は4戦連続で林満明騎手（15戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のエイシンイッキに1馬身3/4の差をつけて優勝

5月13日、中2週で迎えた31戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で林満明騎手（16戦2勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。