ヤスノロバリー（2000年生、母サムライレディー）

ヤスノロバリー（2000年6月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時13歳）と交配したサムライレディーが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は竹内良一。戦績は、地方5戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、竹内良一から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場され、広松重信によって630万円で落札された。2歳のとき、永村侑から「プレミア2歳トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

米川伸也厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2002年）

8月14日、デビュー戦は斉藤正弘騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/稍重）に出走。馬体重は486kg。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のリモンチェロに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月16日、中8週で迎えた2戦目は、国信満騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のサンライズカップ（門別ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。13着に終わった。

3歳（2003年）

2月26日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、野崎武司騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、イシノファミリーにクビ差交わされて2着に惜敗した。

3月31日、中4週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野崎武司騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったイシノファミリーに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4月17日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野崎武司騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のコスモベルモットをアタマ差振り切って2勝目をゲットした。