ティアップブランカ（2019年生、母ティアップブロンド）

ティアップブランカ（2019年5月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+白い(ラテン語)。白い女の子」。毛色は芦毛。種牡馬のザファクター（当時11歳）と交配したティアップブロンドが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は高昭牧場。主な勝ち鞍は2022年の門別温泉とねっこの湯賞(一般C4-3)。

経歴

デビュー前

奥平雅士厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

1月10日、デビュー戦は黛弘人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は462kg。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

4月23日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

6月4日、中5週で迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。15頭立ての6番人気で大外15番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

8月13日、中7週で迎えた5戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい8着に終わった。

2022年8月24日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月20日、中4週で迎えた6戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、門別温泉とねっこの湯賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るグッデーサイレンスを交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月12日、中2週で迎えた7戦目は、みついし花だより賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では堅実な伸びを見せたが、シトラスダルに交わされて1馬身半差の2着となった。

10月27日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野楓馬騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた9戦目は、ポイント10倍!SPAT4（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小野楓馬騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、クインズプリーズに交わされて3馬身差の2着となった。

11月28日、中2週で迎えた10戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のダフニスに1馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

12月6日、連闘で迎えた11戦目は、雪吊り特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレイに6馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

デビュー前

加藤和宏厩舎（金沢）へ入厩。

デビュー前

加藤和宏厩舎（金沢）へ入厩。

4歳（2023年）

1月17日、中5週で迎えた12戦目は、塚本雄大騎手を鞍上に迎えて、一般C3-7（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、伸びてきたアンブローニュ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

2月1日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3-6（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本雄大騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のミズワリヲクダサイに3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

2月21日、中2週で迎えた14戦目は、コショウノキ特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で塚本雄大騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

3月14日、中2週で迎えた15戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一般B2五（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のイリュージョニストに約14馬身の大差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

4月9日、中3週で迎えた16戦目は、楽天競馬はスマホでラクラク投票賞（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアットザヘルムに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

4月17日、連闘で迎えた17戦目は、一般B1三（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスギノグローアップに6馬身の差をつけて断然人気に応えた。

5月2日、中1週で迎えた18戦目は、世界の凧の祭典特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（3戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のアナザーヴィータに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月21日、中2週で迎えた19戦目は、牝馬限定地方重賞のお松の方賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で米倉知騎手（4戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

6月11日、中2週で迎えた20戦目は、ポイントで馬券を買える!楽天競馬特別（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で米倉知騎手（5戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた21戦目は、楽天競馬ならポイントで馬券が買える特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で米倉知騎手（6戦4勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた22戦目は、牝馬限定戦の金沢クイーン賞（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で米倉知騎手（7戦4勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた23戦目は、楽天競馬ならポイントで馬券が買える特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（2戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では不撓の敢闘精神で渋太く粘り続けて先頭に立ち、最後は2着のクラウドクラスターをクビ差振り切って9勝目を手にした。

8月8日、中1週で迎えた24戦目は、細江純子&キャプテン渡辺の旅打ち記念特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は米倉知騎手（8戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のスノームーンライトに2馬身半の差をつけて10勝目を達成した。

9月11日、中4週で迎えた25戦目は、金沢鼓門賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（9戦5勝）。5頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた26戦目は、金沢城「光の祭」特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（10戦5勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた27戦目は、ポイントで馬券が買える楽天競馬特別（金沢ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（11戦5勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた28戦目は、いどり祭特別（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で米倉知騎手（12戦5勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた29戦目は、兼六園雪吊り特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（3戦3勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

デビュー前

加藤和宏厩舎（金沢）へ入厩。

12月5日、中3週で迎えた30戦目は、鵜祭特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は米倉知騎手（13戦5勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた31戦目は、ポイントで馬券を買える!楽天競馬特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（14戦5勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、フラッグアドミラルにクビ差交わされて2着となった。

12月26日、連闘で迎えた32戦目は、楽天競馬ならポイントで馬券が買える特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（15戦5勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のフラッグアドミラルに2馬身半の差をつけて勝利数を11に伸ばす

5歳（2024年）

1月12日、中1週で迎えた33戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、花の春特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったヒナアラレに詰め切れず、2馬身差の2着に敗れた。

1月25日、中1週で迎えた34戦目は、長江慶悟騎手を鞍上に迎えて、霜日和特別（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く3着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた35戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、冬暁特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。5頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く3着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた36戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、薄氷特別（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた37戦目は、牝馬限定戦のチェリーブロッサム特別（笠松ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた38戦目は、OKB大垣共立銀行杯（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。