ハセノカラー（1995年生、母ハセノコトブキ）

ハセノカラー（1995年6月2日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリンドシェーバー（当時7歳）と交配したハセノコトブキが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）カタオカステーブル。戦績は、中央平地23戦1勝2着2回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1998年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

田子冬樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1997年）

11月29日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り曇/重）に出走。馬体重は424kg。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて15着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

3歳（1998年）

1月6日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に敗れた。

1月17日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で江田照男騎手（4戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1200m 雪/不良）に出走。鞍上は6戦連続で江田照男騎手（5戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったキョウエイテーマに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

2月28日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で江田照男騎手（6戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で江田照男騎手（7戦0勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

3月29日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で江田照男騎手（8戦0勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したホンキノワタシにクビ差届かず2着に惜敗した。

4月19日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で江田照男騎手（9戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、4着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で江田照男騎手（10戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のラストスキャンを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

5月30日、中3週で迎えた12戦目は、4歳500万下（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で江田照男騎手（11戦1勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた13戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定4歳500万下のエトワール賞（東京芝1400m 雨/重）に出走。18頭立ての17番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では最後まで息が続かず18着に終わった。

7月14日、中3週で迎えた14戦目は、水野貴広騎手を鞍上に迎えて、マルチグレート特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は江田照男騎手（12戦1勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では末脚が冴えず16着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は土谷智紀騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

8月29日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1000m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

9月6日、連闘で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で土谷智紀騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後はバテてしまい12着に敗れた。

9月26日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は江田照男騎手（13戦1勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下の伏拝特別（福島ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は土谷智紀騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下の雲雀ケ原特別（福島ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた22戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい11着に敗れた。

12月12日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は土谷智紀騎手（6戦0勝）。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

4歳（1999年）

1月10日、中3週で迎えた24戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（7戦0勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。