ウインレゴリス（2018年生、母モエレフルール）

ウインレゴリス（2018年3月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+レゴリス(月面を覆う細かい砂礫など)」。毛色は青鹿毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時22歳）と交配したモエレフルールが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は三石橋本牧場。主な勝ち鞍は2021年の3歳。

経歴

デビュー前

ウインレーシングクラブにて総額1,600万円（4万×400口）で一口馬主が募集された。

奥村豊厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

10月10日、デビュー戦は城戸義政騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず16着に敗れた。

11月22日、中5週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で城戸義政騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

12月31日、中5週で迎えた3戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の河内一秀記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

3歳（2021年）

1月12日、中1週で迎えた4戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では不撓の気力で渋太く持ち堪えて、最後は2着のワンダーレコールをハナ差振り切って初白星を挙げた。

3月15日、中8週で迎えた5戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

3月23日、連闘で迎えた6戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

4月19日、中3週で迎えた7戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた8戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のシングンジェットに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月19日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエムエスブランドを交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて3勝目を獲得した。

6月3日、中1週で迎えた10戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップピーチ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のジューンドリーム戦（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は村上弘樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップミント賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に終わった。

7月7日、連闘で迎えた13戦目は、3歳戦のジュライドリーム戦（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村上弘樹騎手（3戦0勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ3着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップマスカット賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は塚本征吾騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい10着に終わった。

8月3日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は村上弘樹騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。

9月28日、中5週で迎えた17戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（2戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた18戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（3戦2勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のトーホウグロリアスに1馬身の差をつけて優勝

10月25日、中0週で迎えた19戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、岩屋堂特別（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったシンゼングレートに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

11月5日、中1週で迎えた20戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた21戦目は、うろこ雲特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、マイネルグナーデにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月3日、中1週で迎えた22戦目は、さといも賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（5戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のタカラジマに4馬身の差をつけて5勝目をマークした。

12月10日、連闘で迎えた23戦目は、自然薯賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のヨミに2馬身の差をつけて順当に勝利した。

4歳（2022年）

1月2日、中2週で迎えた24戦目は、ハッピーニューイヤー特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（7戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のセイカリスに1馬身半の差をつけて優勝

1月17日、中1週で迎えた25戦目は、冬芽特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（8戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた26戦目は、冬銀河特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（9戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のツェレトナーに6馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

3月8日、中4週で迎えた27戦目は、岩倉特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡部誠騎手（10戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のサンデーグラスに3馬身の差をつけて1番人気に応えた。

4月13日、中4週で迎えた28戦目は、クレマチス特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岡部誠騎手（11戦8勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエストレラブランコに5馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

4月25日、中1週で迎えた29戦目は、ダイヤモンドオープン（名古屋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で岡部誠騎手（12戦9勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

5月19日、中2週で迎えた30戦目は、浪貝特別（名古屋ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で岡部誠騎手（13戦9勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

5月27日、連闘で迎えた31戦目は、アヤメ特別（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で岡部誠騎手（14戦9勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、キンイロノツバサに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

6月10日、中1週で迎えた32戦目は、紅バラ特別（名古屋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた33戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のトリトン争覇オープン（名古屋ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい12着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた34戦目は、ルビーオープン（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（15戦9勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

8月19日、中5週で迎えた35戦目は、フルダッシュオープン（名古屋ダート920m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（16戦9勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた36戦目は、アイオライトオープン（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（17戦9勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた37戦目は、地方重賞のベイスプリント（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、4着を確保した。

10月13日、中3週で迎えた38戦目は、神無月昇竜戦（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず5着に敗れた。

11月4日、中2週で迎えた39戦目は、東海クラウン（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本征吾騎手（4戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り7着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた40戦目は、トパーズオープン（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（2戦1勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた41戦目は、シクラメン特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。