デルマポッペア（2007年生、母ローザロッサ）

デルマポッペア（2007年5月10日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋オペラに登場するローマ皇帝の王妃の名」。毛色は芦毛。種牡馬のクロフネ（当時9歳）と交配したローザロッサが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はファニーヒルファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方10戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2011年の一般C4-5。

経歴

デビュー前

尾関知人厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

8月28日、デビュー戦は中谷雄太騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

9月18日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中谷雄太騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

10月20日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3-5（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、抜け出したベストアピールにハナ差届かず2着に惜敗した。

11月3日、中1週で迎えた4戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、ひだか応援隊h-keiba.net賞（門別ダート1700m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた5戦目は、一般C3-5（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入り込んだ。

4歳（2011年）

5月4日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた6戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

5月26日、中2週で迎えた7戦目は、一般C4-3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4-3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた9戦目は、一般C4-4（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で井上俊彦騎手（5戦0勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

7月13日、中2週で迎えた10戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（門別ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のエクスプライドをハナ差振り切って待望の初白星を挙げた。

7月27日、中1週で迎えた11戦目は、雪印種苗ホライズン賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、伸びてきたバンキーナ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

8月18日、中2週で迎えた12戦目は、一般C4-2（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で桜井拓章騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったセニョリータに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。