コーゲンスイスイ（2011年生、母トウカイシュガー）

コーゲンスイスイ（2011年4月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアドマイヤマックス（当時12歳）と交配したトウカイシュガーが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）中島牧場。戦績は、地方42戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2016年の初嵐特別(一般C1三)。

経歴

デビュー前

井上弘之厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2013年）

8月15日、デビュー戦は楢崎功祐騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

9月16日、中4週で迎えた2戦目は、有年淳騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で有年淳騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は力尽きて6着に敗れた。

11月6日、中4週で迎えた4戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の自由が丘特別（大井ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、3着に入った。

11月28日、中2週で迎えた5戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は有年淳騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

12月30日、中4週で迎えた6戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有年淳騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

3歳（2014年）

1月22日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で有年淳騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、伸びてきたロンギフォリア決め手に屈して半馬身差の2着となった。

4月23日、約3か月の休み明けで迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で有年淳騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、緩いペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

5月14日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で有年淳騎手（6戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で有年淳騎手（7戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

6月26日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で有年淳騎手（8戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で有年淳騎手（9戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では不屈のファイティングスピリットで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のナンセイサクラを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

8月1日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で有年淳騎手（10戦1勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力で最後まで敢闘したが、ピンクノサイロに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

8月28日、中3週で迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で有年淳騎手（11戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

9月30日、中4週で迎えた15戦目は、3歳戦のかえで特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で有年淳騎手（12戦1勝）。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず6着に敗れた。

10月20日、中2週で迎えた16戦目は、メトロポリタンウィーク賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で有年淳騎手（13戦1勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

4歳（2015年）

2月23日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた17戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は13戦連続で有年淳騎手（14戦1勝）。15頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に敗れた。

4月6日、中5週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた18戦目は、一般C2五六七（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で有年淳騎手（15戦1勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

4月20日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた19戦目は、一般C2五六七（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で有年淳騎手（16戦1勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

5月18日、中3週で迎えた20戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で有年淳騎手（17戦1勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

6月1日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2五六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で有年淳騎手（18戦1勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、3着に入った。

6月22日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で有年淳騎手（19戦1勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、長く末脚を持続させて、最後は2着のクリノミユキチャンに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月29日、中4週で迎えた23戦目は、アメリカンアンバサダーカップ（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で有年淳騎手（20戦2勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

8月28日、中3週で迎えた24戦目は、いて座特別（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は20戦連続で有年淳騎手（21戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったキタノヘイローに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

9月17日、中2週で迎えた25戦目は、文の京特別（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は21戦連続で有年淳騎手（22戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のナリチュウラブを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

10月16日、中3週で迎えた26戦目は、瀬川将輝騎手を鞍上に迎えて、とかげ座特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた27戦目は、立冬特別（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は有年淳騎手（23戦3勝）。15頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

5歳（2016年）

3月16日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた28戦目は、仲春特別（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で有年淳騎手（24戦3勝）。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に敗れた。

4月7日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた29戦目は、おおぐま座特別（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で有年淳騎手（25戦3勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた30戦目は、かんむり座特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で有年淳騎手（26戦3勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

5月20日、中3週で迎えた31戦目は、牡丹特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で有年淳騎手（27戦3勝）。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

6月7日、中2週で迎えた32戦目は、へび座特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で有年淳騎手（28戦3勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた33戦目は、夏至特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で有年淳騎手（29戦3勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では長く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のクローヌドフルールを3/4馬身振り切って4勝目を収める

8月4日、中4週で迎えた34戦目は、一般C1四五六（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で有年淳騎手（30戦4勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の負けじ心を発揮してゴールまで勇戦し、4着を確保した。

8月30日、中3週で迎えた35戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、初嵐特別（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るインカローズを上がり2位タイの末脚でハナ差だけ差し切って5勝目を挙げた。

9月23日、中2週で迎えた36戦目は、長月賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦1勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、少々速いペースでレースを進める。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

6歳（2017年）

3月9日、約5か月半の休養明けで迎えた37戦目は、キャピタルステッキ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は有年淳騎手（31戦4勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はタレてしまい14着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた38戦目は、春水特別（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で有年淳騎手（32戦4勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

4月19日、中3週で迎えた39戦目は、サンスポZBAT!（ズバッと!）賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は瀬川将輝騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた40戦目は、GWフィナーレ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は有年淳騎手（33戦4勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

7月10日、中7週で迎えた41戦目は、わし座特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は瀬川将輝騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた42戦目は、一般C1五六七（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で瀬川将輝騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。