シンボリゾンネ（2008年生、母クロカミ）

シンボリゾンネ（2008年2月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋太陽（独）」。毛色は栗毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時19歳）と交配したクロカミが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡日高町、生産者はシンボリ牧場。戦績は、中央平地20戦0勝2着1回、地方7戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2012年の愛Love笠松けいば第1戦(一般C20)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、シンボリ牧場から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

6月11日、デビュー戦は中谷雄太騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は534kg。15頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では目立つような脚を使えず15着に終わった。

9月17日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

11月19日、中8週で迎えた3戦目は、小島太一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 雨/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。

12月27日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた4戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、一般C31（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

4歳（2012年）

1月9日、中1週で迎えた5戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、東海ラジオ大澤広樹アナ賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、勝ったムーンライトドレスに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

1月23日、中1週で迎えた6戦目は、一般C31（笠松ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のグレイトエンペラーに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

2月15日、中2週で迎えた7戦目は、日本ベンダーネット杯（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた8戦目は、一般C27（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井友彦騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったサンマルグロワールを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

3月14日、中1週で迎えた9戦目は、愛Love笠松けいば第1戦（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井友彦騎手（4戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のボブリンに1馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

4月22日、中5週で迎えた10戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた11戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、アーバンステージ皐月賞（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

6月10日、中4週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

10月13日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた13戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の飛翼特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。6着に入り込んだ。

11月18日、中4週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた14戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の相馬特別（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

5歳（2013年）

1月5日、中6週で迎えた15戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

7月27日、約7か月の休養明けで迎えた16戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の閃光特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。18頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月24日、中3週で迎えた17戦目は、花田大昂騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。18頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンワクイーンから2馬身半差の2着となった。

9月7日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（中山芝1200m 外回り曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で花田大昂騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

10月26日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で花田大昂騎手（2戦0勝）。18頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。13着に敗れた。

12月14日、中6週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた20戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

6歳（2014年）

5月11日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg絞って迎えた21戦目は、4歳以上500万下の飛竜特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は花田大昂騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月18日、連闘で迎えた22戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

8月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた23戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の閃光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。9着に終わった。

7歳（2015年）

5月10日、約9か月半の休養明けで迎えた24戦目は、4歳以上500万下の飛竜特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月1日、約3か月の間隔を開けて迎えた25戦目は、3歳以上500万下の閃光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（1戦0勝）。17頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月22日、中2週で迎えた26戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の村上特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

10月18日、中7週で迎えた27戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。