ヒデノソニック（2005年生、母アイリッシュローズ）

ヒデノソニック（2005年5月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名（愛馬名より）＋父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のフサイチソニック（当時8歳）と交配したアイリッシュローズが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）キヨミネ牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方32戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2007年のアタックチャレンジ( 牝)。

経歴

デビュー前

田部和則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2007年）

8月30日、デビュー戦は伊藤千尋騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた2戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた4戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のモエレカトリーナをクビ差制して初勝利を挙げた。

3歳（2008年）

1月8日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

1月21日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

2月9日、中2週で迎えた7戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下の春菜賞（東京芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では伸びを欠き15着に終わった。

3月4日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた8戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

3月25日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではキレのいい末脚を披露し、4着に入り込んだ。

7月1日、約3か月半の休み明けで迎えた10戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1300m 曇/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヤータンを猛烈な末脚でアタマ差だけ差し切って優勝

7月18日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の西瓜特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったファニーズにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

8月7日、中2週で迎えた12戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の芙蓉賞（川崎ダート2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

12月9日、約4か月の休養明けで迎えた13戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず11着に敗れた。

4歳（2009年）

1月3日、中3週で迎えた14戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、We Love Sweets お年玉賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見所を作れず12着に終わった。

1月28日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上A1二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。5頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

2月18日、中2週で迎えた16戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

3月18日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上A2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

5月12日、中7週で迎えた18戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般B1-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた19戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、一般B1-2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた20戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、一般B1-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた21戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた22戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般B1-2（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた23戦目は、荘司典子金沢競馬初参戦記念（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

9月5日、中4週で迎えた24戦目は、笠野雄大騎手を鞍上に迎えて、ブログ見て下さい特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のカネショウシーズをクビ差振り切って制した。

10月3日、中3週で迎えた25戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、にゃお吉さん特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったセトノゼディタブに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

11月7日、中4週で迎えた26戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、新高梨特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた27戦目は、石本純也騎手を鞍上に迎えて、土佐勤王の志士特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた28戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般B3（高知ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

5歳（2010年）

1月1日、中2週で迎えた29戦目は、破魔矢特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったドリームセレナーデを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

1月22日、中2週で迎えた30戦目は、高野毅騎手を鞍上に迎えて、一般B3（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

4月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた31戦目は、若鮎特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は上田将司騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた32戦目は、海のまつたけ特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、カレンナオンナに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

5月9日、連闘で迎えた33戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。