コアレスバード（2005年生、母ダイタクシードゥ）

コアレスバード（2005年3月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋鳥」。毛色は青鹿毛。種牡馬のダイタクヤマト（当時11歳）と交配したダイタクシードゥが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）雅牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方7戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2008年の3歳B5。

経歴

デビュー前

石坂正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2008年）

4月20日、デビュー戦は中村将之騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 曇/不良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、極端なハイペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

5月25日、中4週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中村将之騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って10着に敗れた。

6月21日、中3週で迎えた3戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 小雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい11着に敗れた。

7月29日、中4週で迎えた4戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳B9（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、ツーリストに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

8月10日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた5戦目は、3歳B8（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、フジマイヒメにクビ差交わされて2着に甘んじた。

8月24日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B7（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタイムプレジャーに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月1日、連闘で迎えた7戦目は、3歳B5（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B5（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉原寛人騎手（4戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のボナジョルナータに9馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

9月28日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B4（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で吉原寛人騎手（5戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

10月28日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定戦のホップ賞（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で吉原寛人騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。