サクラトップクロス（2018年生、母チェリースピリッツ）

サクラトップクロス（2018年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+母母母名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のトーセンジョーダン（当時12歳）と交配したチェリースピリッツが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は細川農場。主な勝ち鞍は2021年の3歳以上C2二。

経歴

デビュー前

奥平雅士厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2021年）

1月30日、デビュー戦は小林脩斗騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は450kg。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

3月27日、中7週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

7月10日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田菜七子騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

8月29日、中6週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で藤田菜七子騎手（2戦0勝）。15頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

11月4日、中9週で迎えた5戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた6戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のワンダーエマに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月8日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

4歳（2022年）

1月2日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉浦健太騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、勝ったメイショウフウカにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

1月26日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上C1（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉浦健太騎手（3戦1勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

2月9日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C1二（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で杉浦健太騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で杉浦健太騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

3月17日、中1週で迎えた12戦目は、忘れな草賞（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で杉浦健太騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のアルマヘクトールをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

4月6日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で杉浦健太騎手（7戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で杉浦健太騎手（8戦2勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、メイショウブラボーに半馬身交わされて2着となった。

5月19日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で杉浦健太騎手（9戦2勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

6月17日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で杉浦健太騎手（10戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

7月15日、中3週で迎えた17戦目は、ブーゲンビリア賞（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で杉浦健太騎手（11戦2勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上B2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で杉浦健太騎手（12戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

5歳（2023年）

1月3日、約5か月半の休み明けで迎えた19戦目は、C1一4歳以上特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で杉浦健太騎手（13戦2勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

1月24日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C1（姫路ダート1500m 雪/良）に出走。鞍上は15戦連続で杉浦健太騎手（14戦2勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

2月23日、中3週で迎えた21戦目は、4歳以上C1（姫路ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で杉浦健太騎手（15戦2勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C1（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で杉浦健太騎手（16戦2勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、モズニキタイに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

3月29日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で杉浦健太騎手（17戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のサンフローリスをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

4月26日、中3週で迎えた24戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は19戦連続で杉浦健太騎手（18戦3勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて、最後は2着のクリノカイザーをアタマ差振り切って4勝目を収める

5月18日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は20戦連続で杉浦健太騎手（19戦4勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のヒロシゲサンライズに2馬身半の差をつけて5勝目を収める

6月7日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は21戦連続で杉浦健太騎手（20戦5勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

6月29日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は22戦連続で杉浦健太騎手（21戦5勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて5着に終わった。

11月22日、約5か月の休み明けで迎えた28戦目は、ツバキ賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で杉浦健太騎手（22戦5勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた29戦目は、奈良県酪農特別（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は24戦連続で杉浦健太騎手（23戦5勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったベラジオホープに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

12月21日、中1週で迎えた30戦目は、近江牛特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は25戦連続で杉浦健太騎手（24戦5勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

6歳（2024年）

1月17日、中3週で迎えた31戦目は、4歳以上B2（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は26戦連続で杉浦健太騎手（25戦5勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、ブエラフェルテに半馬身交わされて2着となった。

2月7日、中2週で迎えた32戦目は、アリッサム賞（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は27戦連続で杉浦健太騎手（26戦5勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた33戦目は、ひめたんスポーツクラブ5周年記念（姫路ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は28戦連続で杉浦健太騎手（27戦5勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のサンセットベリーを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

3月7日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上B1（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は29戦連続で杉浦健太騎手（28戦6勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

4月2日、中3週で迎えた35戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は30戦連続で杉浦健太騎手（29戦6勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のベラジオソノダラブを3/4馬身振り切って制した。

4月23日、中2週で迎えた36戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は31戦連続で杉浦健太騎手（30戦7勝）。5頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた37戦目は、大日本プロレスカップ（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は32戦連続で杉浦健太騎手（31戦7勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、タイキザモーメントに交わされて2馬身半差の2着となった。

6月5日、中3週で迎えた38戦目は、福崎ガジロウ10周年記念（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は33戦連続で杉浦健太騎手（32戦7勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた39戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は34戦連続で杉浦健太騎手（33戦7勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

11月4日、約4か月半の休養明けで迎えた40戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は35戦連続で杉浦健太騎手（34戦7勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。