ムジョウノカゼ（2010年生、母ラブリークンクン）

ムジョウノカゼ（2010年3月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「無情の風」。毛色は栗毛。種牡馬のオンファイア（当時7歳）と交配したラブリークンクンが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はファニーフレンズファーム。戦績は、中央平地9戦0勝、地方14戦0勝2着3回。

経歴

デビュー前

高橋義博厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

9月22日、デビュー戦は竹之下智昭騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず8着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた2戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着を確保した。

10月21日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦0勝）。17頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大庭和弥騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

3歳（2013年）

2月3日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で大庭和弥騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

3月2日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大庭和弥騎手（4戦0勝）。18頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。

7月27日、約5か月の休養明けで迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は竹之下智昭騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹之下智昭騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

8月25日、連闘で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で竹之下智昭騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

9月18日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた11戦目は、持原大志騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた12戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた13戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

11月8日、連闘で迎えた14戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で丹羽克輝騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた15戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

12月4日、連闘で迎えた16戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた17戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

4歳（2014年）

1月2日、中1週で迎えた18戦目は、歌留多賞（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

1月14日、中1週で迎えた19戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は持原大志騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったクーファリリーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

1月29日、中1週で迎えた20戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で持原大志騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、グラミーバニヤンに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

2月5日、連闘で迎えた21戦目は、一般C14（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で持原大志騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったブルーグランツに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

2月19日、中1週で迎えた22戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で持原大志騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた23戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で持原大志騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。