ブルーベンジャミン（2003年生、母ペットレットクイン）

ブルーベンジャミン（2003年5月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「青いベンジャミン（花）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタイキシャーロック（当時11歳）と交配したペットレットクインが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は西田雄二。戦績は、中央平地4戦0勝、地方41戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年の3歳C2。

経歴

デビュー前

岩城博俊厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

8月13日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は416kg。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

3歳（2006年）

3月11日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

4月8日、中3週で迎えた3戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

5月7日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田中博康騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい10着に終わった。

6月19日、中5週で馬体重を前走から23kg増やして迎えた5戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のモエレスナイパーに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月26日、連闘で迎えた6戦目は、3歳C3（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

7月15日、中2週で迎えた7戦目は、3歳C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

7月24日、連闘で迎えた8戦目は、3歳C2（盛岡ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ガッサンアポロにハナ差交わされて2着に惜敗した。

8月7日、中1週で迎えた9戦目は、3歳C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた10戦目は、3歳C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のウエスタンプリマをクビ差振り切って勝利をモノにする

9月3日、中1週で迎えた11戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた12戦目は、3歳C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で村上忍騎手（7戦2勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

10月7日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で村上忍騎手（8戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスナークシリウスと並んで1着同着となった。

10月16日、連闘で迎えた14戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で村上忍騎手（9戦3勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

10月23日、連闘で迎えた15戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で村上忍騎手（10戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で村上忍騎手（11戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ナワイチローに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

11月13日、連闘で迎えた17戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で村上忍騎手（12戦3勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のブラックジャッジを3/4馬身振り切って4勝目を挙げた。

11月20日、連闘で迎えた18戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい5着に敗れた。

12月9日、中2週で迎えた19戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に敗れた。

4歳（2007年）

1月2日、中0週で迎えた21戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

1月25日、中2週で迎えた22戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C6（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

2月8日、中1週で迎えた23戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C6（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のバンブーロベカルをクビ差振り切って5勝目をゲットした。

2月15日、連闘で迎えた24戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は大原浩司騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

3月9日、連闘で迎えた26戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大原浩司騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り6着に終わった。

3月16日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大原浩司騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大原浩司騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。

4月5日、連闘で迎えた29戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた30戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、一般C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

5月4日、連闘で迎えた31戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた32戦目は、祝!川口尚吾誕生日記念杯（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は花本正三騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

5月25日、連闘で迎えた33戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい6着に終わった。

6月1日、連闘で迎えた34戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で花本正三騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた35戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい7着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた36戦目は、一般C4（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は花本正三騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るヤマジュンマザーをアタマ差だけ差し切って6勝目をつかんだ。

7月6日、連闘で迎えた37戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

7月13日、連闘で迎えた38戦目は、きんせんか特別（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で花本正三騎手（6戦1勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

7月20日、連闘で迎えた39戦目は、納涼賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた40戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は花本正三騎手（7戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

8月10日、連闘で迎えた41戦目は、笹草特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（8戦1勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

8月31日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた42戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、高賀の森水杯（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた43戦目は、一般C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は花本正三騎手（9戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた44戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、一般C2（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた45戦目は、オッズパーク賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。