テキサスコンコルド（2000年生、母イエローローズオブテキサス）

テキサスコンコルド（2000年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母名の一部＋父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時7歳）と交配したイエローローズオブテキサスが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はカヤノ牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方32戦5勝2着6回。主な勝ち鞍は2004年の一般C2二三。

経歴

デビュー前

伊藤隆志厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2002年）

5月5日、デビュー戦は川島洋人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月25日、中9週で馬体重を前走から26kg増やして迎えた3戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったビクトリアガルダンから1馬身半差の2着となった。

8月28日、連闘で迎えた6戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月16日、中2週で迎えた7戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のディーエスフォースに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3歳（2003年）

1月20日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた9戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

2月6日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた10戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は一杯になって11着に敗れた。

4月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、3歳（札幌(地)ダート1000m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の旭山記念公園特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月28日、連闘で迎えた14戦目は、3歳戦の中島公園特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月22日、中3週で迎えた15戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい15着に終わった。

7月17日、中3週で迎えた16戦目は、一般D3-1（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のビューテフルライフに1馬身の差をつけて2勝目を手にした。

8月16日、中3週で迎えた17戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

9月13日、中3週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

10月28日、中5週で迎えた19戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた20戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったゲンキチに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月3日、中2週で迎えた21戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた22戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、伸びてきたイシノチャンス決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

4歳（2004年）

1月3日、中2週で迎えた23戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったシャッターチャンスに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

1月30日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた24戦目は、一般C2八（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロメロスペシャルに4馬身の差をつけて制した。

2月26日、中3週で迎えた25戦目は、一般C2四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（5戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったエクシオパワーにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

3月26日、中3週で迎えた26戦目は、一般C2二三（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で内田博幸騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

7月5日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から25kg減らして迎えた27戦目は、一般C2四五（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で内田博幸騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2七八（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で内田博幸騎手（8戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

8月12日、中2週で迎えた29戦目は、一般C2五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で内田博幸騎手（9戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

9月5日、中2週で迎えた30戦目は、一般C2三四（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で内田博幸騎手（10戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のヤクモビーナスに2馬身半の差をつけて4勝目を手にした。

10月6日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた31戦目は、一般C2二三（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で内田博幸騎手（11戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のシャッターチャンスをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

10月19日、中1週で迎えた32戦目は、ハンデ戦の一般C1五 C2一（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で内田博幸騎手（12戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、勝ったナヴィーズバスターを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

5歳（2005年）

7月29日、約9か月半の休み明けで迎えた33戦目は、前住和寿騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に敗れた。

8月22日、中2週で迎えた34戦目は、一般C2七八（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（13戦3勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

9月8日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は力尽きて11着に敗れた。