コパノモンテカルロ（2020年生、母エーシンベタラネリ）

コパノモンテカルロ（2020年2月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+モナコ公国の地区名」。毛色は鹿毛。種牡馬のコパノリッキー（当時10歳）と交配したエーシンベタラネリが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は水丸牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳。

経歴

デビュー前

村山明厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

11月6日、デビュー戦は川須栄彦騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

12月24日、中6週で迎えた2戦目は、大久保友雅騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。

3歳（2023年）

1月5日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で大久保友雅騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず13着に終わった。

1月14日、連闘で迎えた4戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 小雨/重）に出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

2月2日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のガーネットフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

2月11日、連闘で馬体重を前走から6kg戻して迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は大久保友雅騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では速い脚を使えず15着に終わった。

2023年2月14日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

3月17日、中4週で迎えた7戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート920m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

3月31日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエイシンテンライに8馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月11日、中1週で迎えた9戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、勝ったリョウライライに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月19日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた11戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のあすぱら誕生日記念（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

6月28日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の千原せいじより井上夫妻祝結婚（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の眞規子63歳千の風記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（4戦1勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

8月8日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた17戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた18戦目は、浅野皓大騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

12月21日、約4か月の休養明けで迎えた19戦目は、一般C15（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浅野皓大騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

4歳（2024年）

1月2日、中1週で迎えた20戦目は、一般C24（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた21戦目は、一般C24（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、伸びてきたリリーブースター決め手に屈してクビ差の2着となった。

1月30日、中1週で迎えた22戦目は、一般C22（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（7戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったゼンダンミカメに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

2月14日、中1週で迎えた23戦目は、電脳ヒメカ毒牙メノお誕生日記念（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤聡一騎手（8戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したアップイージスを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

2月28日、中1週で迎えた24戦目は、一般C16（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤聡一騎手（9戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、シュヴァルツナーガに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

3月14日、中1週で迎えた25戦目は、一般C10（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で加藤聡一騎手（10戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた26戦目は、津田鋼材設立50周年記念（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で加藤聡一騎手（11戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のシュピラールに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月25日、中3週で迎えた27戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C4（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。