ニシノズシオウ（1996年生、母ブランドシラオキ）

ニシノズシオウ（1996年6月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のワカオライデン（当時15歳）と交配したブランドシラオキが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方36戦8勝2着5回。主な勝ち鞍は2002年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

太宰義人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1998年）

10月17日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は436kg。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

10月24日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1200m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

3歳（1999年）

4月25日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で太宰啓介騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって9着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で太宰啓介騎手（4戦0勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で太宰啓介騎手（5戦0勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で太宰啓介騎手（6戦0勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のシーサイドカップ（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は8戦連続で太宰啓介騎手（7戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノサーキットから1馬身半差の2着となった。

11月22日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた9戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、4歳B3（上山ダート1250m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月29日、連闘で迎えた10戦目は、4歳B3（上山ダート1250m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のユーセイオフィサーをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

12月14日、中1週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた11戦目は、4歳B2（上山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のヨシボクチャンをアタマ差制して2勝目をマークした。

4歳（2000年）

4月18日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた12戦目は、一般C5イ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で板垣吉則騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアドマイヤトップをクビ差制して休養明けの一戦をモノにした。

5月3日、中1週で迎えた13戦目は、一般C5（上山ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で板垣吉則騎手（4戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月28日、中3週で迎えた14戦目は、一般C5ハ（上山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で板垣吉則騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったパーソナルタッチから4馬身差の2着に敗北した。

6月13日、中1週で迎えた15戦目は、一般C4ニ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で板垣吉則騎手（6戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のジェイズフォーマーに3/4馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。

5歳（2001年）

4月15日、約10か月の休養明けで迎えた16戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で板垣吉則騎手（7戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で板垣吉則騎手（8戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた18戦目は、一般C4イ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で板垣吉則騎手（9戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月29日、連闘で迎えた19戦目は、一般C3ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で板垣吉則騎手（10戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカノプリティーから1馬身差の2着に敗北した。

6月5日、連闘で迎えた20戦目は、鈴木徹平騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月10日、連闘で迎えた21戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（11戦4勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月24日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（12戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた23戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、一般C3（上山ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木徹平騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3ロ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木徹平騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（13戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は鈴木徹平騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木徹平騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月7日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木徹平騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（14戦4勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のウメノコーヨーに1馬身半の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

11月4日、中1週で迎えた31戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月15日、中5週で迎えた32戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6歳（2002年）

1月2日、中2週で迎えた33戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 雪/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

1月14日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマサヒメコバンを捕まえ切れず、ハナ差の2着に惜敗した。

2月3日、中2週で迎えた35戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエスワンプロスパーを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って勝利をモノにする

7月7日、約5か月の休み明けで迎えた36戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた37戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず3着に敗れた。

9月1日、中4週で迎えた38戦目は、原口義史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマキノハートを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて7勝目をマークした。

9月23日、中2週で迎えた39戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原口義史騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7歳（2003年）

2月8日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた40戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で原口義史騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

2月24日、中1週で迎えた41戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハコダテナムナムを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

3月8日、中1週で迎えた42戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るテイクマイミラクルを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。

4月12日、中4週で迎えた43戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は原口義史騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。