ベルモントムーラン（2004年生、母ホクトシャーマン）

ベルモントムーラン（2004年5月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋キャラクター名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時17歳）と交配したホクトシャーマンが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ベルモントファーム。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回、地方30戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の一般C1 C2。

経歴

デビュー前

中野渡清一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

9月30日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では稲妻のようなを繰り出し、3着に入った。

10月22日、中2週で迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、パンプアップに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

11月11日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が上がってしまい13着に敗れた。

3歳（2007年）

6月10日、約7か月の休養明けで迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は一杯になって13着に終わった。

6月30日、中2週で迎えた5戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

8月5日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

9月1日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入った。

9月22日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菊沢隆徳騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

10月24日、中4週で迎えた9戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C1二アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

4歳（2008年）

3月5日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、一般C1三アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

4月2日、中3週で迎えた11戦目は、一般C1三アイ（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、4着に終わった。

5月7日、中4週で迎えた12戦目は、一般C1四アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したリュウノケンシロウを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

5月29日、中2週で迎えた13戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（浦和ダート1600m 雨/不良）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定戦のコアジサシ賞（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るシャンハイピットを鬼脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月17日、中4週で迎えた15戦目は、牝馬限定戦のなでしこ特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5歳（2009年）

1月7日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、牝馬限定戦のヒヨドリ賞（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に敗れた。

2月2日、中3週で迎えた17戦目は、一般C1三アイ（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（7戦1勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

2月11日、連闘で迎えた18戦目は、越生梅の里賞（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（8戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

3月9日、中3週で迎えた19戦目は、牝馬限定戦のツグミ賞（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（9戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に終わった。

3月17日、連闘で迎えた20戦目は、ハンデ戦の桜ほのか賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（10戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1三アイ（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で石崎隆之騎手（11戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

4月28日、中3週で迎えた22戦目は、ハンデ戦の一般C1六 C2（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で石崎隆之騎手（12戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のベルザローグに1馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

5月7日、連闘で迎えた23戦目は、一般C1 C2（船橋ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で石崎隆之騎手（13戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のモエレデジャヴに1馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

5月29日、中2週で迎えた24戦目は、皐月特別（浦和ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で石崎隆之騎手（14戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた25戦目は、一般B3三（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で石崎隆之騎手（15戦3勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

6月29日、中2週で迎えた26戦目は、水無月特別（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で石崎隆之騎手（16戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた27戦目は、潮騒特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた28戦目は、海ほたる特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（17戦3勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

8月7日、連闘で迎えた29戦目は、朝顔特別（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（18戦3勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

12月7日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた30戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のハマシギ賞（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

12月16日、連闘で迎えた31戦目は、ハッピーエンド特別（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で秋元耕成騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

12月22日、連闘で迎えた32戦目は、南天特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で秋元耕成騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

6歳（2010年）

1月1日、中0週で迎えた33戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋元耕成騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

1月7日、連闘で迎えた34戦目は、福寿草特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で秋元耕成騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

1月13日、連闘で迎えた35戦目は、一般C1三四（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で秋元耕成騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1六七（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で秋元耕成騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた37戦目は、越生梅の里賞（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で秋元耕成騎手（7戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で秋元耕成騎手（8戦0勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。