レーシングスパーク（1998年生、母ストロングタイム）

レーシングスパーク（1998年4月8日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヴィジョン（当時17歳）と交配したストロングタイムが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は早田牧場新冠支場。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、中央障害5戦0勝2着1回、地方8戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2002年の一般C4ロ。

経歴

デビュー前

坂本勝美厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

9月30日、デビュー戦は山本康志騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったタテヤマシェーバーに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

11月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

11月17日、中1週で迎えた4戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、4着に入った。

4歳（2002年）

3月14日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた5戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、一般C4チ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったスイートアマポーラから6馬身差の2着に敗北した。

4月8日、中3週で迎えた6戦目は、一般C4イ（宇都宮ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤエノヒーローからアタマ差の2着に甘んじた。

4月19日、中1週で迎えた7戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木正騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた8戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木正騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた9戦目は、一般C4（足利ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木正騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた10戦目は、一般C4（高崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木正騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったバンブーアリババからクビ差の2着に惜敗した。

6月10日、連闘で迎えた11戦目は、一般C4ロ（宇都宮ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木正騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のエイシンスキーに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月24日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4イ（宇都宮ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で鈴木正騎手（7戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったニノミヤホースからクビ差の2着に甘んじた。

7月20日、中3週で迎えた13戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が鈍り16着に終わった。

8月10日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、谷中公一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

9月1日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見所を作れず10着に終わった。

5歳（2003年）

5月18日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

8月17日、約3か月の休養明けで迎えた17戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内小雨/良）に出走。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウホープログレスから3馬身差の2着となった。

9月21日、中2週で迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 雨）に出走。鞍上は3戦連続で宗像徹騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。11着に敗れた。

6歳（2004年）

5月8日、約7か月半の休養明けで迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は大庭和弥騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。5着を確保した。

6月5日、中3週で迎えた21戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月29日、約3か月の間隔を開けて迎えた22戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は宗像徹騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。