エイアイファン（2008年生、母コユキ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、渡辺牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ミッドウェイファームによって315万円で落札された。

2歳（2010年）

8月15日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は507kg。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったシルクゴライアスに詰め切れず、1馬身差の2着に敗れた。

3歳（2011年）

7月1日、約10か月半の休養明けで迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

8月4日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、不屈の敢闘精神で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のイーバに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月14日、中9週で迎えた4戦目は、一般C2十四十五（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（3戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、勝ったブリリアントレッドにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

11月3日、中2週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた5戦目は、東京ドーム賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸崎圭太騎手（4戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したコスモジャックにクビ差届かず2着に甘んじた。

11月30日、中3週で迎えた6戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で戸崎圭太騎手（5戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

4歳（2012年）

5月24日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた7戦目は、一般C2十一十二十三（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で戸崎圭太騎手（6戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

8月17日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から11kg絞って迎えた8戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で戸崎圭太騎手（7戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、キャニオンスイーツに半馬身交わされて2着に敗北した。

10月4日、中6週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた9戦目は、一般C2八九（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で戸崎圭太騎手（8戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に敗れた。

11月16日、中5週で迎えた10戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C2十六十七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2十四十五十六（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

12月21日、中2週で迎えた12戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五十六十七（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るクラカンパネラを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

5歳（2013年）

1月11日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、一般C3一二イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

1月29日、中2週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた14戦目は、王者の眼差し賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のストロングネオを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

3月1日、中3週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた15戦目は、一般C2十一十二十三（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

4月19日、中6週で迎えた16戦目は、一般C2十三十四（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

5月23日、中4週で迎えた17戦目は、一般C2九十十一（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山崎誠士騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のトップデュタンに2馬身半の差をつけて4勝目をつかんだ。

6月11日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2六七（川崎ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で山崎誠士騎手（6戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のステップワイズに3馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。

7月22日、中5週で迎えた19戦目は、一般C2四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山崎誠士騎手（7戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメディオセントロに3馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

8月21日、中3週で迎えた20戦目は、綺羅星特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で山崎誠士騎手（8戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、最後はブルーオリンピアと並んで3着同着となった。

10月28日、中9週で迎えた21戦目は、沖秀一41才お誕生日おめでとう!!（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で山崎誠士騎手（9戦5勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

6歳（2014年）

3月7日、約4か月半の休み明けで迎えた22戦目は、一般C2十十一十二（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、伸びてきたトミケンホッパス決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

3月26日、中2週で迎えた23戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九十（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフさで最後まで止まることなく走り抜いたが、抜け出したトーセンジャンボにクビ差届かず2着に甘んじた。

4月15日、中2週で迎えた24戦目は、ジョイホース双葉賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、超スローペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2六七（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したクライフォザムーンを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

5月19日、中2週で迎えた26戦目は、建人&公実結婚記念（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったローレルブレイズに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

8月19日、約3か月の休み明けで迎えた27戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた28戦目は、木下ひろ乃誕生日記念（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るトキノアイミナを猛烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて7勝目を奪取した。

7歳（2015年）

4月2日、約7か月の休養明けで迎えた29戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったバギーにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

6月5日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた30戦目は、一般C3二三（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたヤハタマル決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

6月26日、中2週で迎えた31戦目は、一般C2十五 C3一（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、ミドルペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

8月5日、中3週で迎えた33戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月15日、中0週で迎えた34戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエスティアロマをハナ差だけ差し切って勝利を手に入れた。

9月4日、中2週で迎えた35戦目は、一般C2三四（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。