ラブバルドー（2018年生、母ラブカテリーナ）

ラブバルドー（2018年4月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+父名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のアンライバルド（当時12歳）と交配したラブカテリーナが6歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は奥山博。主な勝ち鞍は2021年のビバ飲み杯愛&武士結婚1周年記念特別編成(一般C2二)。

経歴

デビュー前

田島俊明厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

9月13日、デビュー戦は的場勇人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着を確保した。

9月26日、中1週で迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/稍重）に出走。15頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘したが、5着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は的場勇人騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい12着に終わった。

12月20日、中8週で迎えた4戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

3歳（2021年）

1月16日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小林凌大騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

3月25日、中9週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた6戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップオレンジ賞（名古屋ダート1400m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

5月16日、中6週で迎えた7戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。主導権を奪い、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい14着に終わった。

7月3日、中6週で迎えた8戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく11着に終わった。

9月5日、中8週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた9戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は減速してしまい12着に終わった。

10月12日、中4週で迎えた10戦目は、服部大地騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた11戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、キャッツテール特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

11月9日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2二（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた13戦目は、ビバ飲み杯愛&武士結婚1周年記念特別編成（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハクサンコマチに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月12日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、一般C1九（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で沖静男騎手（3戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のヴァンタンジェンヌに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

12月23日、中1週で迎えた15戦目は、牧場主ゆーすけは金沢競馬が大好きです杯（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で沖静男騎手（4戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて難なく抜け出し、最後は2着のガニアンに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4歳（2022年）

3月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた16戦目は、楽天競馬はスマホでかんたん投票特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で沖静男騎手（5戦3勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

4月12日、中3週で迎えた17戦目は、牝馬限定戦のハナミズキ賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で沖静男騎手（6戦3勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた18戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、一般B2五（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

5月2日、連闘で迎えた19戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、特別編成（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、シニスターシックスに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

5月31日、中3週で迎えた20戦目は、牝馬限定戦のルピナス賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は沖静男騎手（7戦3勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

6月21日、中2週で迎えた21戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、特別編成（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったフェリスウイングをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

7月12日、中2週で迎えた22戦目は、一般B2六（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は沖静男騎手（8戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のフレンチチェリーに1馬身の差をつけて4勝目を奪取した。

8月7日、中3週で迎えた23戦目は、立秋特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（9戦4勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナで最後まで敢闘したが、ニードアフレンドに半馬身交わされて2着となった。

8月21日、中1週で迎えた24戦目は、尼御前岬特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（10戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

8月30日、連闘で迎えた25戦目は、特別編成（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は柴田勇真騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

10月16日、中6週で迎えた26戦目は、手取川サーモンフィッシング特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は沖静男騎手（11戦4勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた27戦目は、石井祐子バースデー賞特別編成（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柴田勇真騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた28戦目は、馬券主婦マリ来場記念（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は鈴木太一騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は失速してしまい10着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた29戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、一般B2四（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた30戦目は、楽天競馬でカンタン投票!賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

5歳（2023年）

3月13日、約3か月の休み明けで迎えた31戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、アイスランドポピー賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

4月10日、中3週で迎えた32戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

5月9日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた33戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（盛岡ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。