グッドパーラライス（1997年生、母エイシンサンデー）

グッドパーラライス（1997年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカコイーシーズ（当時11歳）と交配したエイシンサンデーが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）オーナー牧場。戦績は、中央平地9戦1勝、中央障害12戦1勝2着2回、地方5戦0勝。主な勝ち鞍は2000年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

湯浅三郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1999年）

11月7日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

3歳（2000年）

4月9日、約5か月の休み明けで迎えた2戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では目立つような脚を使えず15着に終わった。

4月29日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

5月16日、中1週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた4戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の2000川崎フラワー賞3（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月10日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた5戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/重）に出走。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で日吉正和騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で日吉正和騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のコウヨウブライトをアタマ差振り切って未勝利戦を制した。

7月30日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で日吉正和騎手（3戦1勝）。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

4歳（2001年）

2月5日、約6か月半の休養明けで迎えた9戦目は、’01フレンドリーレイン特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた10戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた11戦目は、マーチスター賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月24日、中2週で迎えた12戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート2300m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り14着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた13戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。4着を確保した。

5月6日、中2週で迎えた14戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。

5月27日、中2週で迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/良）に出走。鞍上は白浜雄造騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサンエムグレンをクビ差制して優勝

6月9日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、大江原隆騎手を鞍上に迎えて、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3300m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

6月30日、中2週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた17戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 曇）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月2日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg絞って迎えた18戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、オクトーバースター賞（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月27日、中3週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた19戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は牧田和弥騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったマンボノリズムから4馬身差の2着となった。

11月10日、中1週で迎えた20戦目は、J・G2の京都ハイジャンプ（京都障害芝3930m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧田和弥騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月24日、中1週で迎えた21戦目は、田中亮騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3760m 晴）に57kgの軽斤量で出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネトシガバナーから9馬身差の2着となった。

12月8日、中1週で迎えた22戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に出走。鞍上は白浜雄造騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（2002年）

6月11日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた23戦目は、ファンタスティックサドル特別（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に敗れた。

7月6日、中3週で迎えた24戦目は、福島ジャンプステークス（福島障害芝3350m 曇/良）に出走。鞍上は田中亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた25戦目は、ハンデJ・G3の小倉サマージャンプ（小倉障害芝3390m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中亮騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月6日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた26戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 曇）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田中亮騎手（3戦0勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。競走中止となった。