ランドシップ（2006年生、母イスズドリーム）

ランドシップ（2006年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「所有地＋地位」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダージー（当時5歳）と交配したイスズドリームが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）王蔵牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方21戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2009年のJA江刺トマトジュース杯(一般C1十)。

経歴

デビュー前

古賀史生厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

8月23日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は516kg。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

9月27日、中4週で迎えた2戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

12月7日、中9週で迎えた3戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、2歳C2二（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた4戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、2歳C2二（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミリオンキッスに半馬身交わされて2着となった。

12月29日、連闘で迎えた5戦目は、2歳C2二（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

3歳（2009年）

3月23日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から15kg増やして迎えた6戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（水沢ダート1300m 小雪/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月26日、中4週で迎えた7戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（水沢ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

5月5日、連闘で迎えた8戦目は、3歳C2一（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

5月24日、中2週で迎えた9戦目は、3歳C2二（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた10戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は関本浩司騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

6月20日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた11戦目は、3歳C2一（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月29日、連闘で迎えた12戦目は、3歳C1三（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

7月18日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアサクサアドリアを捕まえ切れず、アタマ差の2着となった。

7月26日、連闘で迎えた14戦目は、3歳C1二（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（6戦0勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた15戦目は、3歳C1三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で陶文峰騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

8月23日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で陶文峰騎手（8戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したジョリーズヒーローを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

8月30日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は菅原勲騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のダッパージェムをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

9月14日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（3戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマルブツクリエイタに1馬身1/4の差をつけて圧倒的人気に応えた。

9月22日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（5戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエアブリエに1馬身1/4の差をつけて圧倒的人気に応えた。

10月25日、中2週で迎えた21戦目は、柳沢ベニヤマザクラ杯（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（9戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

11月8日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、一般C1十一（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた23戦目は、JA江刺トマトジュース杯（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（7戦3勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のシャイニーバードをクビ差振り切って4勝目を手中に収めた。