エイシンコウコウ（1990年生、母エイシンスズラン）

Eishin Koko

1990.06.14

エイシンコウコウ（1990年6月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のインデエアンキング（当時12歳）と交配したエイシンスズランが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。戦績は、中央平地12戦0勝2着2回、中央障害13戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1994年の障害5歳以上400万下。

経歴

デビュー前

湯浅三郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

2月7日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は472kg。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた2戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

3月7日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は佐藤哲三騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったナリタクランツにねじ伏せられてクビ差の2着に甘んじた。

3月21日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦したが、5着に終わった。

4月24日、中4週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都芝2200m 外回り 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤哲三騎手（4戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したパリスリチャードに半馬身届かず2着に敗北した。

5月23日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤哲三騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤哲三騎手（6戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

10月2日、約4か月の休み明けで迎えた9戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤哲三騎手（7戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

10月9日、連闘で馬体重を前走から18kg減らして迎えた10戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。

11月14日、中4週で迎えた11戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 雨/不良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

12月4日、中2週で迎えた12戦目は、中竹和也騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月18日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったマキハタビッグから2馬身半差の2着となった。

4歳（1994年）

1月15日、中3週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた14戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で中竹和也騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月29日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた15戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で中竹和也騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のコガネロケットに3馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月20日、中2週で迎えた16戦目は、障害5歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3150m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で中竹和也騎手（4戦1勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のネーハイタフネスに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

3月12日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた17戦目は、障害5歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 曇）に出走。鞍上は6戦連続で中竹和也騎手（5戦2勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（1995年）

6月25日、約15か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた18戦目は、障害4歳以上オープン（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で中竹和也騎手（6戦2勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月22日、中3週で迎えた19戦目は、小倉障害ステークス（小倉障害芝2950m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で中竹和也騎手（7戦2勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月19日、中3週で迎えた20戦目は、障害4歳以上オープン（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で中竹和也騎手（8戦2勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月16日、中3週で迎えた21戦目は、ハンデ重賞の京都障害ステークス（秋）（京都障害芝→ダート3170m 雨）に56kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は10戦連続で中竹和也騎手（9戦2勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月21日、中4週で迎えた22戦目は、ハンデ重賞の東京障害特別（秋）（東京障害芝3300m 晴/良）に56kgの軽斤量で出走。鞍上は11戦連続で中竹和也騎手（10戦2勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた23戦目は、押田年郎騎手を鞍上に迎えて、重賞の京都大障害（秋）（京都障害芝3930m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月9日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3150m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で押田年郎騎手（1戦0勝）。5頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

6歳（1996年）

6月1日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から12kg絞って迎えた25戦目は、常石勝義騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての18番人気で16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり18着に終わった。