ナリタクランツ（1990年生、母シヤムアー）

経歴

デビュー前

2歳（1992年）

11月7日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は522kg。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

11月29日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

12月19日、中2週で迎えた3戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

12月27日、連闘で迎えた4戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

3歳（1993年）

1月9日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

1月30日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、4着に入った。

2月6日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田伸二騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

2月21日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤田伸二騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた9戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のエイシンコウコウをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

4月11日、中4週で迎えた10戦目は、4歳500万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田英敬騎手（1戦1勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず15着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた11戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のたちばな賞（京都芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。15頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

4歳（1994年）

1月16日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた12戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は久保田英敬騎手（2戦1勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（小倉芝2600m 曇/重）に出走。鞍上は宝来城多郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下の筑前特別（小倉芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宝来城多郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宝来城多郎騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

5歳（1995年）

4月29日、約13か月半の休養明けで迎えた17戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って15着に終わった。

5月7日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚にキレが無く16着に終わった。

6月25日、中6週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた19戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般B3イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月30日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた20戦目は、森川一二三騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた21戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般B1イ（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた22戦目は、越後七浦特別（三条ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた23戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は森川一二三騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月6日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた24戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、一般B1ロ（三条ダート1700m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた25戦目は、一般B1ロ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐剛紹騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月17日、中3週で迎えた26戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、一般B1ロ（三条ダート1700m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた27戦目は、長谷川太行騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のロイヤルキショウに3/4馬身の差をつけて久々に白星を挙げた。

12月9日、中1週で迎えた28戦目は、津野総夫騎手を鞍上に迎えて、福島潟特別（新潟(地)ダート1700m 雨/重）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

6歳（1996年）

1月3日、中3週で迎えた29戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は根岸良昌騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月7日、約3か月の休養明けで迎えた30戦目は、一般B1ロ（三条ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で根岸良昌騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月13日、連闘で迎えた31戦目は、チューリップ特別（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で根岸良昌騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月6日、中2週で迎えた32戦目は、一般B1ロ（三条ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は長谷川太行騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアイネスルーラーに2馬身半の差をつけて3勝目を手中に収めた。

5月22日、中1週で迎えた33戦目は、阿賀野川特別（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた34戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた35戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月8日、中2週で迎えた36戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月31日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた37戦目は、越後七浦特別（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は根岸良昌騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月23日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた38戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は長谷川太行騎手（2戦2勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた39戦目は、一般B1ロ（三条ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は根岸良昌騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月24日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた40戦目は、越路賞以上（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は津野総夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月14日、中2週で迎えた41戦目は、一般B1ロ（三条ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は長谷川太行騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったディスプルーフから3馬身差の2着となった。

11月28日、中1週で迎えた42戦目は、一般B2（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は根岸良昌騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。