たちばな賞

レース展開

パッションダイヤが馬群を引き連れる展開、少し離れた2番手をスーパープレイが追走

パッションダイヤが主導権を奪い、後続との差を2馬身以上キープしてレースを牽引。単独の2番手にスーパープレイが続く。続いて、ミハタチャンピオン、テイエムジャズ、シンムーンライト、ムービンオンらが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、ポットユーフォーは中団前寄り。ストレッチエースは中団馬群の真ん中を追走。ロンシャンゴールドは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、ナリタクランツが10番手。後方7番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはファンドリリヴリア、マルカカルメン、エリザベスドリームら3頭。後方2番手の位置でじっと我慢して力を溜めるのはトップローモンド。最後方にリワードプランダーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

先頭はパッションダイヤでリードは体半分。2番手にスーパープレイとテイエムジャズが続く。そのすぐ後ろ、ミハタチャンピオン、ポットユーフォー、シンムーンライト、ムービンオンらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、好位にいたシンムーンライトが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身3/4の差をつけてトップでゴールインした。2着には、後方2番手の位置から弾けるような伸びを見せた1番人気のマルカカルメンが続き、2着と2馬身差の3着には、同じく後方2番手の位置から瞬発力に富んだ末脚を披露したエリザベスドリームが入った。そこから1馬身3/4遅れた4着には、2番手で直線を迎えた13番人気のテイエムジャズが入線、さらに半馬身差の5着には、中団後方にいたトップローモンドが食い込んだ。2番人気のファンドリリヴリアは中団後方にいたがあとひと伸びが足りず6着に敗れた。