ロンシャンゴールド（1990年生、母ミカミジヨオー）

ロンシャンゴールド（1990年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のワツスルタツチ（当時7歳）と交配したミカミジヨオーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）ヒダカファーム。戦績は、中央平地33戦1勝2着2回、中央障害5戦1勝、地方6戦0勝。主な勝ち鞍は1993年の4歳新馬。

経歴

デビュー前

小原伊佐美厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

2月7日、デビュー戦は清山宏明騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のマルタカダイヤを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

3月7日、中3週で迎えた2戦目は、4歳500万下のゆきやなぎ賞（阪神芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で清山宏明騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた3戦目は、4歳500万下のさわらび賞（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で清山宏明騎手（2戦1勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

4月4日、中1週で迎えた4戦目は、4歳500万下の君子蘭賞（阪神芝1600m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で清山宏明騎手（3戦1勝）。18頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、伸びてきたカネトシクイン決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

4月25日、中2週で迎えた5戦目は、4歳500万下のたちばな賞（京都芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で清山宏明騎手（4戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく11着に敗れた。

5月1日、連闘で迎えた6戦目は、4歳500万下の端午賞（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で清山宏明騎手（5戦1勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

6月12日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下のニセコ特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

6月27日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた8戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は清山宏明騎手（6戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

4歳（1994年）

1月30日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた9戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で清山宏明騎手（7戦1勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

6月19日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg絞って迎えた10戦目は、4歳以上500万下の恵庭岳特別（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で清山宏明騎手（8戦1勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で清山宏明騎手（9戦1勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で清山宏明騎手（10戦1勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下の知床特別（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で清山宏明騎手（11戦1勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（札幌芝2000m 小雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で清山宏明騎手（12戦1勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

9月18日、中4週で迎えた15戦目は、原田聖二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の秋分特別（中京芝2500m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下の二見ケ浦特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原田聖二騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて12着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で原田聖二騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月29日、連闘で迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で原田聖二騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーロードに2馬身半の差をつけて久々に白星を挙げた。

11月26日、中3週で迎えた19戦目は、障害4歳以上400万下（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で原田聖二騎手（4戦1勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は小原義之騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

5歳（1995年）

1月8日、中2週で迎えた21戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた22戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート2910m 晴）に57kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月19日、中2週で迎えた23戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は原田聖二騎手（5戦1勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

6歳（1996年）

1月13日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた24戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小原義之騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた25戦目は、藤井正輝騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

2月18日、中2週で迎えた26戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、最後はダイイチリューと並んで5着同着となった。

3月2日、中1週で迎えた27戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は小原義之騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた28戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（5戦0勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったレガシーブリットに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

3月24日、連闘で迎えた29戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小原義之騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた30戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小原義之騎手（7戦0勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、5着を確保した。

4月28日、中1週で迎えた31戦目は、5歳以上500万下（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小原義之騎手（8戦0勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた32戦目は、5歳以上500万下（中京芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小原義之騎手（9戦0勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

6月9日、中2週で迎えた33戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小原義之騎手（10戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上500万下（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で小原義之騎手（11戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

7月6日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のポプラステークス（札幌芝2000m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で小原義之騎手（12戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上900万下の阿寒湖特別（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小原義之騎手（13戦0勝）。5頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

8月25日、中4週で迎えた37戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で小原義之騎手（14戦0勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で小原義之騎手（15戦0勝）。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

10月21日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた39戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月23日、中4週で迎えた40戦目は、横浪特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月7日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた41戦目は、明神繁正騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

7歳（1997年）

1月1日、中3週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた42戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、物部川特別（高知ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月18日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から15kg増やして迎えた43戦目は、一般C4-3（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月6日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた44戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。