ゴテツ（2013年生、母シジェームサン）

ゴテツ（2013年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「五鉄」。毛色は青鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時28歳）と交配したシジェームサンが22歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地16戦1勝2着2回、地方4戦0勝。主な勝ち鞍は2016年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

2歳のとき、千代田牧場から「千葉サラブレッド・セールサラブレッド2歳」に上場され、橋元勇氣によって1,620万円で落札された。

浜田多実雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

10月3日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。馬体重は474kg。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

11月28日、中5週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

12月20日、中2週で迎えた4戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

3歳（2016年）

1月10日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

2月28日、中6週で迎えた6戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

3月21日、中2週で迎えた7戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた8戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったライムチャンに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月24日、中1週で迎えた9戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月18日、中7週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は池添謙一騎手（3戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったリキサンダイオーにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

7月3日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（4戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のマコトシャムロックに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月7日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（札幌芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は丸山元気騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

4歳（2017年）

4月19日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、名古屋チャレンジカップジュピター賞（名古屋ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は池添謙一騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は丸山元気騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

11月1日、約6か月の休養明けで迎えた16戦目は、円山川特別（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を発揮し、3着に入った。

11月19日、中2週で迎えた17戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート2400m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は中井裕二騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

5歳（2018年）

3月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた19戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、春蘭特別（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

4月19日、中5週で迎えた20戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、北極星賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に敗れた。