アシマモル（1998年生、母シンエイロータス）

アシマモル（1998年5月23日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヤマニンゼファー（当時10歳）と交配したシンエイロータスが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は聖心台牧場（有）。戦績は、中央平地1戦0勝、地方33戦1勝2着3回。2001年の新春千葉盃(牝)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、聖心台牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、レースホース渡辺によって430.5万円で落札された。

林和弘厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2000年）

8月31日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったニットウシュリリーから3馬身差の2着に敗北した。

9月12日、中1週で迎えた2戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のファルコンダービーに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月11日、中3週で迎えた3戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのサッカーボーイ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。15着に敗れた。

10月18日、連闘で迎えた4戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた5戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったエクスドラゴンから1馬身半差の2着となった。

12月21日、中6週で迎えた6戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のクリスマスリース特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

3歳（2001年）

1月10日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳オープンの新春千葉盃（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、ノムラドゥルガに3/4馬身交わされて2着となった。

2月6日、中3週で迎えた8戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のブルーバードカップ（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

2月25日、中2週で迎えた9戦目は、3歳500万下のきんせんか賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は左海誠二騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の若草特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に敗れた。

4月2日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の春蘭特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい7着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のライラック特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

8月23日、約4か月の休み明けで迎えた13戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、生野銀山特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月12日、中2週で迎えた14戦目は、尾林幸二騎手を鞍上に迎えて、千種川特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。12着に終わった。

11月6日、中7週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた15戦目は、香寺荘竹取りの湯特別（姫路ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月16日、中0週で迎えた16戦目は、加古川くつ下特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月11日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた17戦目は、小林克己騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A3（園田ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上A3（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林克己騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。

4歳（2002年）

1月4日、中1週で迎えた19戦目は、ラジオ大阪賞（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林克己騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上A3（園田ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で小林克己騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月25日、連闘で迎えた21戦目は、4歳以上B1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小林克己騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上A3（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林克己騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

2月21日、中0週で迎えた23戦目は、京都肉特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小林克己騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた24戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、雪彦山特別（姫路ダート1500m 雨/重）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月27日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上A3（姫路ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は小林克己騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月4日、連闘で迎えた26戦目は、青山裕一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上B1（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で青山裕一騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって11着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた28戦目は、上川将幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上B1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は青山裕一騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り8着に終わった。

5月23日、中0週で迎えた30戦目は、神姫バス杯（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青山裕一騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

8月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた31戦目は、清水貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上A3（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で清水貴行騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた33戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A3（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

9月23日、中1週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた34戦目は、3歳以上A3（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は清水貴行騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい9着に終わった。