バルトアンジェラ（2003年生、母フォレストエンゼル）

バルトアンジェラ（2003年1月31日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「森（独）＋天使（伊）」。毛色は青鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時10歳）と交配したフォレストエンゼルが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方41戦4勝2着6回。主な勝ち鞍は2007年の4歳以上C2-4。

経歴

デビュー前

キャロットクラブにて総額1,000万円（2.5万×400口）で一口馬主が募集された。

堀宣行厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

3月26日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は424kg。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

9月16日、約6か月の休み明けで迎えた2戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

10月22日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に敗れた。

11月13日、中2週で迎えた4戦目は、清家義徳騎手を鞍上に迎えて、一般C29（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた5戦目は、一般C29（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で清家義徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

12月4日、連闘で迎えた6戦目は、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で清家義徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた7戦目は、一般C25（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で清家義徳騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた8戦目は、角田調教師チャリティー賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で清家義徳騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

4歳（2007年）

1月14日、中1週で迎えた9戦目は、一般C29（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で清家義徳騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のグラスジェイドに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月22日、連闘で迎えた10戦目は、一般C31（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で清家義徳騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したロイバーファングを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

1月29日、連闘で迎えた11戦目は、一般C21（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で清家義徳騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に終わった。

2月5日、連闘で迎えた12戦目は、一般C25（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で清家義徳騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた13戦目は、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で清家義徳騎手（9戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた14戦目は、一般C21（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で清家義徳騎手（10戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた15戦目は、一般C23（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で清家義徳騎手（11戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って5着に敗れた。

4月1日、中1週で迎えた16戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、一般C20（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るヒダカノボスを上がり2位タイの末脚でクビ差だけ差し切って2勝目をつかんだ。

4月18日、中1週で迎えた17戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は清家義徳騎手（12戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた18戦目は、KRSシリーズいしたつ記念（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で清家義徳騎手（13戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

5月8日、連闘で迎えた19戦目は、一般C19（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で清家義徳騎手（14戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた20戦目は、一般C17（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で清家義徳騎手（15戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚を見せたが、サクラフーガに交わされて1馬身差の2着となった。

6月6日、中1週で迎えた21戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で清家義徳騎手（16戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた22戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で清家義徳騎手（17戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた23戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るフィールドヘネシーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて3勝目を収める

7月11日、連闘で迎えた24戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は清家義徳騎手（18戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月15日、中4週で迎えた25戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のコスモチャコールをクビ差振り切って単勝一倍台の支持に応えた。

9月24日、中5週で迎えた26戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、ムーンライト（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したリニューアルを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

10月6日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したダンツクロフネを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月27日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた29戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。

12月24日、中2週で迎えた31戦目は、3歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシャイニングエッジを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

5歳（2008年）

1月5日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた33戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で竹吉徹騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹吉徹騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた35戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（6戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

8月17日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた37戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（7戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（8戦1勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた39戦目は、青柳健一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた40戦目は、3歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（9戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

10月11日、中1週で迎えた41戦目は、3歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（10戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したゼンノオリンピアを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

10月25日、中1週で迎えた42戦目は、3歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（11戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

11月24日、中3週で迎えた43戦目は、3歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で竹吉徹騎手（12戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた44戦目は、3歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で竹吉徹騎手（13戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。