グラスジェイド（2003年生、母グラスカーリアン）

グラスジェイド（2003年2月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋翡翠」。毛色は青鹿毛。種牡馬のグラスワンダー（当時8歳）と交配したグラスカーリアンが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）タツヤファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方24戦1勝2着6回。主な勝ち鞍は2007年の一般C2-8。

経歴

デビュー前

増本豊厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

7月22日、デビュー戦は中村将之騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は446kg。18頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で中村将之騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で中村将之騎手（2戦0勝）。18頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

10月8日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

11月13日、中4週で迎えた5戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、一般C29（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた6戦目は、一般C29（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月4日、連闘で迎えた7戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた8戦目は、一般C26（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた9戦目は、一般C31（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マチカネヒカルにクビ差交わされて2着に惜敗した。

4歳（2007年）

1月14日、中1週で迎えた10戦目は、一般C29（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったバルトアンジェラにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

1月28日、中1週で迎えた11戦目は、一般C28（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮下瞳騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

2月4日、連闘で迎えた12戦目は、一般C28（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮下瞳騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

2月18日、中1週で迎えた13戦目は、小山信行騎手を鞍上に迎えて、一般C29（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた14戦目は、一般C25（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、マチョマルに交わされて2馬身半差の2着となった。

3月20日、中1週で迎えた15戦目は、ふらんす食堂ここりこ3周年記念（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は小山信行騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

4月17日、中3週で迎えた16戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（8戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったスプリングチップに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

4月30日、中1週で迎えた17戦目は、一般C24（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（9戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

5月7日、連闘で迎えた18戦目は、一般C23（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（10戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた19戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮下瞳騎手（11戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた20戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、一般C20（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

7月15日、中5週で迎えた21戦目は、野田誠騎手を鞍上に迎えて、一般C2-8（福山ダート1250m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月5日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2-7（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野田誠騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2-9（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野田誠騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2-8（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野田誠騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月9日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2-8ハ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で野田誠騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2-8（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で野田誠騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったミズホオペラから半馬身差の2着となった。

10月14日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2-8（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で野田誠騎手（6戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のスクオールミップルに半馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月23日、中5週で迎えた28戦目は、一般C2-9（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で野田誠騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったミズホオペラから1馬身半差の2着となった。