ザサードマン（1996年生、母アローボンサンス）

ザサードマン（1996年2月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のナグルスキー（当時15歳）と交配したアローボンサンスが13歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）サンシャイン牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方26戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2000年の一般B3 C。

経歴

デビュー前

上原博之厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

4月25日、デビュー戦は安田富男騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。馬体重は484kg。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

5月9日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田鉄平騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

7月4日、中5週で迎えた4戦目は、A.ムンロ騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/不良）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

7月25日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は池田鉄平騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、3着に終わった。

9月5日、中5週で迎えた6戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月2日、中3週で迎えた7戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

10月9日、連闘で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は池田鉄平騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

10月30日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で池田鉄平騎手（4戦0勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた10戦目は、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の’99ベストステッキ特別（10）（船橋ダート1600m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4歳（2000年）

1月3日、中6週で迎えた11戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C2 C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイワパイレーツから2馬身差の2着に敗北した。

1月15日、中1週で迎えた12戦目は、一般B3 C（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月23日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、一般B3 C（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のイズミメイトに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月5日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた14戦目は、鳥居峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月19日、中1週で迎えた15戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で水野貴史騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月12日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1 C2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で水野貴史騎手（5戦1勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

3月18日、連闘で迎えた17戦目は、水仙特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で水野貴史騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月7日、中6週で迎えた18戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般B2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた19戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、三陸リアス特別（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた20戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。4着を確保した。

6月19日、中1週で迎えた21戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月16日、中7週で迎えた22戦目は、菅原幸弘騎手を鞍上に迎えて、一般B2（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月26日、中0週で迎えた23戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた24戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は村松学騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた25戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般B2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた26戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月17日、中9週で迎えた27戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で沢田盛夫利騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（2001年）

6月11日、約5か月半の休み明けで迎えた29戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したグロリアスウィンを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

6月25日、中1週で迎えた30戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1700m 曇/不良）に出走。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず3着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は山下貴光騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず3着に終わった。

8月4日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた32戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したパワータイショウを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

8月16日、中1週で迎えた33戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下貴光騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

9月3日、中2週で迎えた34戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山下貴光騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキングカーペンターを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

9月17日、中1週で迎えた35戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。