ラステラ（2011年生、母ウインディーギフト）

ラステラ（2011年3月14日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「セリエＡ優勝１０回毎につけられる星形の刺繍」。毛色は鹿毛。種牡馬のサッカーボーイ（当時26歳）と交配したウインディーギフトが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は能登浩。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回、中央障害23戦3勝2着3回。2017年の三木ホースランドパークジャンプステークス(障害4歳以上オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、能登浩から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、レックスによって52.5万円で落札された。

尾形和幸厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

9月29日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、ディアデルレイに3/4馬身交わされて2着となった。

3歳（2014年）

3月9日、約5か月半の休み明けで迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

4月5日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸田恭介騎手（2戦0勝）。18頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた4戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場なく15着に敗れた。

6月14日、中7週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入った。

6月29日、中1週で迎えた6戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた7戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 雨/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

8月31日、中6週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

11月15日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2800m 小雨/良）に出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。13着に終わった。

12月21日、中4週で迎えた10戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。5着を確保した。

4歳（2015年）

1月17日、中3週で迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で浜野谷憲尚騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。最後は、2着のレッドフォルツァに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3140m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で浜野谷憲尚騎手（3戦1勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。5着を確保した。

5月2日、中3週で迎えた13戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で浜野谷憲尚騎手（4戦1勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったタナトスから3/4馬身差の2着となった。

11月7日、約6か月半の休養明けで迎えた14戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝3350m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で浜野谷憲尚騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムオペラドンから半馬身差の2着となった。

12月5日、中3週で迎えた15戦目は、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3570m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で浜野谷憲尚騎手（6戦1勝）。15頭立ての8番人気で大外15番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5歳（2016年）

1月16日、中5週で迎えた16戦目は、障害4歳以上オープン（中京障害芝3330m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で浜野谷憲尚騎手（7戦1勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月19日、中8週で迎えた17戦目は、障害4歳以上オープン（中京障害芝3300m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で浜野谷憲尚騎手（8戦1勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月2日、約3か月半の休み明けで迎えた18戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で浜野谷憲尚騎手（9戦1勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったダンツメガヒットから3馬身差の2着となった。

7月16日、中1週で迎えた19戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3330m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で浜野谷憲尚騎手（10戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月27日、中5週で迎えた20戦目は、鈴木慶太騎手を鞍上に迎えて、J・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。

9月24日、中3週で迎えた21戦目は、清秋ジャンプステークス（中山障害芝3210m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木慶太騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月29日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた22戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木慶太騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。最後は、2着のコンコードをクビ差制して久方ぶりに勝利を挙げた。

6歳（2017年）

1月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた23戦目は、障害4歳以上オープン（中京障害芝3330m 小雪/稍重）に牝馬ながら60kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で鈴木慶太騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のリスヴェリアートをクビ差制して勝利を手中に収めた。

2月11日、中3週で迎えた24戦目は、春麗ジャンプステークス（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木慶太騎手（4戦2勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月1日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3140m 晴/稍重）に牝馬ながら60kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で鈴木慶太騎手（5戦2勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。3着に入った。

4月15日、中1週で迎えた26戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、J・G1の中山グランドジャンプ（中山障害芝4250m 外回り曇/良）に牝馬ながら61kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月29日、約3か月半の休養明けで迎えた27戦目は、J・G3の小倉サマージャンプ（小倉障害芝3390m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木慶太騎手（6戦2勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月26日、中3週で迎えた28戦目は、J・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木慶太騎手（7戦2勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた29戦目は、J・G3の京都ジャンプステークス（京都障害芝3170m 内→外晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木慶太騎手（8戦2勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

7歳（2018年）

1月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた30戦目は、牛若丸ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木慶太騎手（9戦2勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた31戦目は、サラ系障害4歳以上オープン（福島障害芝3380m 晴/良）に牝馬ながら60kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で鈴木慶太騎手（10戦2勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。