カミノメイトク（1987年生、母カミノタツヒメ）

カミノメイトク（1987年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のパーフライト（当時6歳）と交配したカミノタツヒメが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）アラキファーム。戦績は、中央平地9戦1勝、地方25戦2勝2着6回。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

高橋英夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1990年）

4月29日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

5月20日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。17頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月9日、中2週で迎えた3戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（東京芝1600m 雨/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた4戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のナイスパーワーに1馬身3/4の差をつけて未勝利戦を制した。

7月14日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦1勝）。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に敗れた。

8月4日、中2週で迎えた6戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい13着に終わった。

9月1日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

9月22日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（2戦1勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

10月28日、中4週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は岡部幸雄騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

4歳（1991年）

1月4日、中9週で迎えた10戦目は、阿部正義騎手を鞍上に迎えて、一般B1ロ（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月15日、約3か月半の休み明けで迎えた11戦目は、本忠司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったスパークオーから1馬身差の2着となった。

4月27日、中1週で迎えた12戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったホールドクィーンから3/4馬身差の2着に敗北した。

5月6日、連闘で迎えた13戦目は、4歳以上C1（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は本忠司騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったカチドキスマイルから半馬身差の2着に敗北した。

5月19日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C1（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本忠司騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサハリンアザヤカに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月3日、中1週で迎えた15戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で本忠司騎手（3戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月16日、中5週で迎えた16戦目は、4歳以上B3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で本忠司騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったボンバーボーイから1馬身半差の2着に敗北した。

7月30日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上B3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で本忠司騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上B3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で本忠司騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったキヨウシンスイスイからアタマ差の2着に惜敗した。

8月26日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で本忠司騎手（7戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上B3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で本忠司騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のキングクラウンに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月24日、中1週で迎えた21戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で本忠司騎手（9戦2勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた22戦目は、吉井敏雄騎手を鞍上に迎えて、ジョッキーチャレンジカップ（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上B3-2（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は本忠司騎手（10戦2勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた24戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で本忠司騎手（11戦2勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた25戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で本忠司騎手（12戦2勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサカオウエンから2馬身差の2着となった。

12月3日、連闘で迎えた26戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本忠司騎手（13戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上B2-3（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で本忠司騎手（14戦2勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

5歳（1992年）

4月13日、約4か月の休み明けで迎えた28戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、アルタイル特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた29戦目は、越野亨騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上B2-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は端勝成騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上B2-3（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で端勝成騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月1日、中9週で迎えた32戦目は、戸梶由則騎手を鞍上に迎えて、一般C3-1（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月7日、中4週で迎えた33戦目は、川野勇馬騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月4日、中3週で迎えた34戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川野勇馬騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。