ストロングリゲル（2007年生、母ストロングデイジー）

ストロングリゲル（2007年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋星名」。毛色は芦毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時10歳）と交配したストロングデイジーが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）フジワラ・ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝2着1回、地方6戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の一般C2六七。

経歴

デビュー前

武市康男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

8月23日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は500kg。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

9月21日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のファイティングスピリットで最後まで敢闘したが、勝ったラルティスタに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

3歳（2010年）

8月29日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で津村明秀騎手（2戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて17番ゲートからスタート。12着に敗れた。

12月10日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた5戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、一般C2十十一（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のキミノホホエミに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月28日、中2週で迎えた6戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中野省吾騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のデザートチャームに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5歳（2012年）

6月20日、約18か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた7戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四イ（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のカネゼンサンダーに3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

7月20日、中3週で迎えた8戦目は、一般C3三四イ（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のセトウチケープに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月5日、中6週で迎えた9戦目は、一般C3一（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、シアーブリスに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

7歳（2014年）

10月20日、約26か月の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、一般C3七（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったタケノリューオーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。