サムライドライブ（2015年生、母ユニティ）

サムライドライブ（2015年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時12歳）と交配したユニティが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は谷川牧場。2018年の秋の鞍(地方重賞)に勝利した他、2018年の駿蹄賞(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、谷川牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、恵比寿興業那須野牧場によって216万円で落札された。

角田輝也厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2017年）

8月11日、デビュー戦は丸野勝虎騎手を鞍上に据えて、2歳（名古屋ダート800m 曇/稍重）に出走。馬体重は448kg。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウォーターループに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月7日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメモリーメソッドに6馬身の差をつけて勝利をモノにする

9月21日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のセレクトゴールド第1戦（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のメモリーメディアに1馬身半の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

10月24日、中4週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞のゴールドウィング賞（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメモリーメディアに4馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

3歳（2018年）

1月1日、中9週で迎えた5戦目は、3歳地方重賞の湾岸ニュースターカップ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（4戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフレーゴリに6馬身の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

1月16日、中1週で迎えた6戦目は、3歳地方重賞の新春ペガサスカップ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で丸野勝虎騎手（5戦5勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドリームスイーブルに5馬身の差をつけて無傷の6連勝を決めた。

1月30日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の梅桜賞（名古屋ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で丸野勝虎騎手（6戦6勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレコパンハロウィーに9馬身の差をつけて無傷の7連勝を決めた。

2月27日、中3週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞のスプリングカップ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で丸野勝虎騎手（7戦7勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドリームスイーブルに5馬身の差をつけて無傷の8連勝を決めた。

3月28日、中3週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の中京ペガスターカップ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で丸野勝虎騎手（8戦8勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキングブリスに4馬身の差をつけて無傷の9連勝を決めた。

5月2日、中4週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の駿蹄賞（名古屋ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で丸野勝虎騎手（9戦9勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドリームスイーブルに7馬身の差をつけて無傷の10連勝を決めた。

6月5日、中4週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の東海ダービー（名古屋ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で丸野勝虎騎手（10戦10勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、ビップレイジングに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

9月26日、約4か月の休養明けで迎えた12戦目は、3歳地方重賞の秋の鞍（名古屋ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で丸野勝虎騎手（11戦10勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて12番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のスプリングマンに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

10月18日、中2週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の岐阜金賞（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で丸野勝虎騎手（12戦11勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、クリノヒビキにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月15日、中3週で迎えた14戦目は、牝馬限定地方重賞の兵庫クイーンカップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で丸野勝虎騎手（13戦11勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

12月7日、中2週で迎えた15戦目は、地方重賞のマイル争覇（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で丸野勝虎騎手（14戦11勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は力尽きて8着に敗れた。

4歳（2019年）

1月10日、中4週で迎えた16戦目は、地方重賞の白銀争覇（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で丸野勝虎騎手（15戦11勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

2月7日、中3週で迎えた17戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のウインター争覇（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

3月29日、中6週で迎えた18戦目は、アクアマリンオープン（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったメモリートニックに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月19日、中2週で迎えた19戦目は、吉野桜特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったオトコギに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

5月9日、中2週で迎えた20戦目は、東海クラウン（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のドリームアローに2馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

6月6日、中3週で迎えた21戦目は、地方重賞の飛山濃水杯（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、ストーミーワンダーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

6月28日、中2週で迎えた22戦目は、パールオープン（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のポルタディソーニに9馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

10月29日、約4か月の休養明けで迎えた23戦目は、地方重賞のゴールド争覇オープン（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で岡部誠騎手（6戦2勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

11月29日、中3週で迎えた24戦目は、トパーズオープン（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岡部誠騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

5歳（2020年）

1月16日、中6週で迎えた25戦目は、地方重賞のマイル争覇オープン（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で岡部誠騎手（8戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のポルタディソーニに1馬身半の差をつけて勝利数を14に伸ばす

2月6日、中2週で迎えた26戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のウインター争覇（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、キタノナシラに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

2月28日、中2週で迎えた27戦目は、アメシストオープン（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（9戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

3月27日、中3週で迎えた28戦目は、アクアマリンオープン（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（10戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るミトノアミーゴを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

7月10日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた29戦目は、ルビーオープン（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は村上弘樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

10月16日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から6kg絞って迎えた30戦目は、トルマリンオープン（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（11戦4勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて11着に敗れた。

11月6日、中2週で迎えた31戦目は、東海クラウン（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（12戦4勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

11月26日、中2週で迎えた32戦目は、ひいらぎ特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（13戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミラクルシップに8馬身の差をつけて勝利数を16に伸ばす

12月18日、中2週で迎えた33戦目は、シンビジウムオープン（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（14戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。