ベラジオドリーム（2022年生、母エロージュ）

ベラジオドリーム（2022年5月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のゴールドドリーム（当時9歳）と交配したエロージュが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。2025年の秋の鞍で2着に入った他、2025年のぎふ清流カップで2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、岡田スタッドから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

田中正二厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2024年）

5月30日、デビュー戦は岩橋勇二騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のコンゴウに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月25日、中3週で迎えた2戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ2（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦1勝）。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したリオンダリーナを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗れた。

8月8日、中5週で迎えた3戦目は、2歳オープンのサッポロクラシックカップ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力で最後まで敢闘したが、イイデマイヒメに交わされて2馬身半差の2着となった。

10月3日、中7週で迎えた4戦目は、2歳オープンのネクストスター門別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、ミラクルヴォイスに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

11月21日、中6週で迎えた5戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、2歳Jpn2の兵庫ジュニアグランプリ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

12月10日、中2週で迎えた6戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のステップアップ2024（園田ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のラズライトタッカーに6馬身の差をつけて断然人気に応えた。

3歳（2025年）

1月9日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦1勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のチョッパスニーをアタマ差振り切って断然人気に応えた。

1月30日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の若駒賞トライアルニュージェネレーション（姫路ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のラズライトタッカーに2馬身半の差をつけて1番人気に応えた。

3月6日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦の兵庫若駒賞（姫路ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（3戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

4月2日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦の菊水賞（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小牧太騎手（4戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のように疾駆したが、勝ったオケマルに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

6月12日、中9週で迎えた11戦目は、3歳オープンのぎふ清流カップ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小牧太騎手（5戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、ケイズレーヴに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

6月26日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の兵庫優駿（園田ダート1870m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で小牧太騎手（6戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚で驀進したが、勝ったオケマルにねじ伏せられて8馬身差の2着に敗北した。

9月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、3歳オープンの秋の鞍（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小牧太騎手（7戦3勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ケイズレーヴにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

10月10日、中2週で迎えた14戦目は、尼崎そのだライオンズクラブ杯（園田ダート1400m 晴/良）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は9戦連続で小牧太騎手（8戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のマンテーニャに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

11月6日、中3週で迎えた15戦目は、3歳戦の楠賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小牧太騎手（9戦4勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

11月25日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で小牧太騎手（10戦4勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のタイキザモーメントに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。