フセノコーラル（2019年生、母ドリームチルチル）
Fuseno Coral
2019.04.21
フセノコーラル（2019年4月21日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダノンレジェンド（当時9歳）と交配したドリームチルチルが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田 猛。戦績は、地方2戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2021年の2歳。
経歴
デビュー前
1歳のとき、岡田猛から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、兵庫県馬主協会によって550万円で落札された。
盛本信春厩舎（西脇）へ入厩。
2歳（2021年）
8月4日、デビュー戦は下原理騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナズタイザンに約11馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。
8月19日、中1週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったメイプルシスターに詰め切れず、約10馬身差の2着に敗れた。
9月16日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦1勝）。5頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ピロコギガマックスに交わされて2馬身半差の2着に敗れた。
10月14日、中3週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞の兵庫若駒賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。
11月17日、中4週で迎えた5戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。
12月15日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で下原理騎手（5戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。
12月31日、中1週で迎えた7戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の園田ジュニアカップ（園田ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。
3歳（2022年）
1月20日、中2週で迎えた8戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞の兵庫クイーンセレクション（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。
5月13日、約4か月の休み明けで迎えた9戦目は、3歳A（園田ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は下原理騎手（6戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり8着に終わった。
6月10日、中3週で迎えた10戦目は、3歳A（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（7戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。
6月22日、中1週で迎えた11戦目は、長尾翼玖騎手を鞍上に迎えて、3歳A B（園田ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。
7月7日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は田中学騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエイシンブイサインに1馬身1/4の差をつけて2勝目を掴み取った。
7月28日、中2週で迎えた13戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1230m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着を確保した。
8月25日、中3週で迎えた14戦目は、3歳以上C1（園田ダート1230m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は田中学騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、勝ったメメスカーレットにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。
9月9日、中1週で迎えた15戦目は、クローバー賞（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。
9月30日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。
デビュー前
1歳のとき、岡田猛から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、兵庫県馬主協会によって550万円で落札された。
盛本信春厩舎（兵庫）へ入厩。
10月25日、デビュー戦は田中学騎手を鞍上に据えて、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は469kg。11頭立ての6番ゲートからスタート。競走除外となった。
4歳（2023年）
6月29日、約9か月の休養明けで迎えた17戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい9着に敗れた。
7月20日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本咲希到騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。
8月3日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本咲希到騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。
8月23日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた20戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本咲希到騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。
9月6日、中1週で迎えた21戦目は、レ・コードなまち にいかっぷ特別（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山本咲希到騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。
9月29日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るラスルオブツリーズを驚異的な末脚でクビ差だけ差し切って3勝目を手にした。
10月20日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて、最後は2着のロードレガシーを半馬身振り切って4勝目を奪取した。
11月8日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（7戦3勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。