リッシンハレルヤ（2012年生、母イージーラフター）

リッシンハレルヤ（2012年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋主を褒め称えよ（ヘブライ語）」。毛色は栗毛。種牡馬のタニノギムレット（当時13歳）と交配したイージーラフターが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はWing Farm。戦績は、中央平地6戦0勝、地方36戦8勝2着1回。主な勝ち鞍は2017年の一般B1二。

経歴

デビュー前

作田誠二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

11月22日、デビュー戦は岡田祥嗣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

12月20日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず18着に終わった。

3歳（2015年）

1月18日、中3週で迎えた3戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

2月14日、中3週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた4戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

6月9日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、大下智騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の能登巌門賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

6月27日、中2週で迎えた6戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート2000m 曇/不良）に出走。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

8月15日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は熊沢重文騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

9月13日、中3週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた8戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、3歳B8（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた9戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C2-9（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったロイヤルアスカに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

10月11日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2八（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のコウユーカゲムシャに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月27日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で畑中信司騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた12戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るアーミーガールを自慢の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月1日、中2週で迎えた13戦目は、機具岩ライトアップ特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は沖静男騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1-4（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1-5（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に敗れた。

4歳（2016年）

3月22日、約3か月の間隔を開けて迎えた16戦目は、シューちゃんお誕生日記念（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

4月3日、中1週で迎えた17戦目は、すうさん記念（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は沖静男騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るフェールボーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて優勝

4月19日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた19戦目は、小林洋平大賞典（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスガノデュランダルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて4勝目をマークした。

5月15日、中1週で迎えた20戦目は、一般B2-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沖静男騎手（6戦2勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るアリアーヌを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って5勝目を挙げた。

6月14日、中3週で迎えた21戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、生姜まつり特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた22戦目は、茅の輪くぐり特別（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は沖静男騎手（7戦3勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

7月31日、中4週で迎えた23戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（8戦3勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のアンフォルタスに1馬身半の差をつけて6勝目を掴み取った。

9月13日、中5週で迎えた24戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、小木袖キリコ賞（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

10月9日、中3週で迎えた25戦目は、一般B1二（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は沖静男騎手（9戦4勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた26戦目は、一般B1四（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（10戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた27戦目は、一般B1三（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（11戦4勝）。10頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた28戦目は、古代のガラス玉賞（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は松戸政也騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた29戦目は、一般B1三（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（4戦1勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた30戦目は、一般B1三（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は沖静男騎手（12戦4勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

5歳（2017年）

3月23日、約3か月の休養明けで迎えた31戦目は、サバ祭り特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（13戦4勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた32戦目は、げんぞまいり特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（14戦4勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るクラシカルノヴァを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて7勝目を手中に収めた。

4月11日、連闘で迎えた33戦目は、能登桜まつり特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で沖静男騎手（15戦5勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず最後はウインドワルツと並んで4着同着となった。

4月25日、中1週で迎えた34戦目は、一般B1二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で沖静男騎手（16戦5勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るルールゴールドを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って8勝目を手中に収めた。

5月9日、中1週で迎えた35戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、第2戦ブロンズホイップ賞（金沢ダート1900m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

5月21日、中1週で迎えた36戦目は、ホワイトロード特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は沖静男騎手（17戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月18日、中3週で迎えた37戦目は、峨山禅師生誕祭特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（18戦6勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では圧巻の末脚を繰り出し、3着に入った。

7月16日、中3週で迎えた38戦目は、燈籠山祭り特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（19戦6勝）。8頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

10月22日、約3か月半の休み明けで迎えた39戦目は、一般B1三（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で沖静男騎手（20戦6勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた40戦目は、金沢でもやっちゃうよ☆安田ろろ記念（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で沖静男騎手（21戦6勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた41戦目は、一般B1二（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で沖静男騎手（22戦6勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

12月22日、中4週で迎えた42戦目は、一般B1三（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で沖静男騎手（23戦6勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。