ノースタイフーン（1995年生、母プレジャートレジャー）

ノースタイフーン（1995年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトニービン（当時12歳）と交配したプレジャートレジャーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、地方28戦12勝2着6回。主な勝ち鞍は2000年の一般C3一。

経歴

デビュー前

関口賢三厩舎（新潟）へ入厩。

3歳（1998年）

12月7日、デビュー戦は阿部正義騎手を鞍上に据えて、4歳C3（新潟(地)ダート1200m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。馬体重は486kg。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた2戦目は、4歳C2（新潟(地)ダート1000m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で阿部正義騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のナリタタイガーに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（1999年）

4月4日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（新潟(地)ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったエーブショウグンからアタマ差の2着に甘んじた。

4月11日、連闘で迎えた4戦目は、一般C3イ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は阿部正義騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったラブフローラから半馬身差の2着に敗北した。

4月29日、中2週で迎えた5戦目は、ハンデ戦の一般C2（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部正義騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月30日、中3週で迎えた6戦目は、一般C2イ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部正義騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のカフラーをクビ差制して2勝目を挙げた。

7月21日、中6週で迎えた7戦目は、一般C2ロ（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部正義騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルジャガーに1馬身半の差をつけて3勝目を手にした。

8月17日、中3週で迎えた8戦目は、ハンデ戦の一般C1（三条ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で阿部正義騎手（6戦3勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月12日、中3週で迎えた9戦目は、一般C1イ（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で阿部正義騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた10戦目は、一般C1ハ（三条ダート1650m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で阿部正義騎手（8戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったナリタタイガーから2馬身半差の2着に敗北した。

10月10日、中1週で迎えた11戦目は、ハンデ戦の一般C1（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で阿部正義騎手（9戦3勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のエーブショウグンに1馬身の差をつけて制した。

10月24日、中1週で迎えた12戦目は、ハンデ戦の一般B3（三条ダート1650m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で阿部正義騎手（10戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のナカハマレオをハナ差制して5勝目を掴み取った。

11月3日、中0週で迎えた13戦目は、ハンデ戦の一般B3（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で阿部正義騎手（11戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったセントレオから1馬身半差の2着に敗北した。

11月13日、中0週で迎えた14戦目は、ハンデ戦の一般B3（三条ダート1650m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で阿部正義騎手（12戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のホークサミットに半馬身の差をつけて6勝目をゲットした。

11月27日、中1週で迎えた15戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の一般B2（三条ダート1700m 晴/不良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた16戦目は、一般B2イ（三条ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正治騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（2000年）

4月15日、約4か月の休み明けで迎えた17戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1550m 曇/稍重）に出走。鞍上は阿部正義騎手（13戦6勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた18戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部正義騎手（14戦6勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のホークサミットをクビ差制して7勝目を掴み取った。

5月6日、連闘で迎えた19戦目は、ハンデ戦の水芭蕉特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部正義騎手（15戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のセレネスマイルに4馬身の差をつけて8勝目を手にした。

5月20日、中1週で迎えた20戦目は、ハンデ戦の一般B2（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺正治騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のミランワカコマに半馬身の差をつけて9勝目をつかんだ。

6月3日、中1週で迎えた21戦目は、ハンデ戦の新井郷川特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は阿部正義騎手（16戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月12日、中9週で迎えた22戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C3六（大井ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったヤタガラスに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

8月24日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るエムジーキュウティを上がり2位タイの末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて10勝目を達成した。

9月9日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3五六（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のダイナイズミに2馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

9月28日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3二三（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、抜け出したエビスカムイにクビ差届かず2着に甘んじた。

10月17日、中2週で迎えた26戦目は、一般C3一（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のミスターゲンキクンを半馬身振り切って制した。

11月2日、中1週で迎えた27戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（大井ダート1500m 内回り雨/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

12月9日、中4週で迎えた28戦目は、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。