スーパーサプライズ（2004年生、母グランスオークス）

スーパーサプライズ（2004年5月8日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカリズマティック（当時8歳）と交配したグランスオークスが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は大典牧場（有）。戦績は、地方39戦4勝2着3回。2007年の荒炎賞(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

秋山重美厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2006年）

11月1日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

12月11日、中5週で迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のトロピカルシャワーに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2007年）

1月2日、中2週で迎えた3戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったドミナンスデザートに詰め切れず、約10馬身差の2着となった。

1月29日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、勝ったキヨタカヒロにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

2月13日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインドリーム特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のアメジストフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

3月21日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のヒカリハイコーストをハナ差振り切って2勝目を収める

4月11日、中2週で迎えた8戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のスプリングフラワー賞（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

4月30日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の竹筍特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は町田直希騎手（3戦1勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳戦のスイートピー特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

6月16日、中3週で迎えた11戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、麦秋特別（佐賀ダート1750m 曇/不良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。

8月12日、中7週で迎えた12戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の荒炎賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のドリームインラブをクビ差制して3勝目を手に入れた。

8月26日、中1週で迎えた13戦目は、3歳KJ2のロータスクラウン賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

9月1日、連闘で迎えた14戦目は、3歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦1勝）。5頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のザレッドプリンセスを3/4馬身振り切って4勝目を手に入れた。

9月15日、中1週で迎えた15戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月20日、中4週で迎えた16戦目は、3歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は山口勲騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

11月23日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた17戦目は、高橋哲也騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

12月25日、中4週で迎えた18戦目は、ポインセチア特別（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋哲也騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

4歳（2008年）

1月7日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1四アイ（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋哲也騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた20戦目は、埼玉セルプ賞（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で高橋哲也騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1五（浦和ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋哲也騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた22戦目は、ハンデ戦の一般C1六 C2二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋哲也騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた23戦目は、カメリア特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高橋哲也騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1六七（大井ダート1500m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で高橋哲也騎手（7戦0勝）。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見所を作れず11着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた25戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、トワイライトチャレンジ賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた26戦目は、一般C1五アイ（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は高橋哲也騎手（8戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた27戦目は、トワイライトベガ賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋哲也騎手（9戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1四アイ（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋哲也騎手（10戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

6月16日、連闘で迎えた29戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋哲也騎手（11戦0勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1三（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高橋哲也騎手（12戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた31戦目は、湘南平特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋哲也騎手（13戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

7月24日、連闘で迎えた32戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、桔梗特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したヨシムネを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

8月8日、中1週で迎えた33戦目は、牝馬限定戦の湘南江の島海の女王（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は高橋哲也騎手（14戦0勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

8月22日、中1週で迎えた34戦目は、トワイライト・ファイナル賞3（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋哲也騎手（15戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

9月12日、中2週で迎えた35戦目は、秋雲特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋哲也騎手（16戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1五（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋哲也騎手（17戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた37戦目は、知床岬賞（浦和ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高橋哲也騎手（18戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた38戦目は、一般C1六七（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋哲也騎手（19戦0勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

5歳（2009年）

3月17日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた39戦目は、一般C2六七（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高橋哲也騎手（20戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。