オーミハピネス（2008年生、母コールミークイーン）

オーミハピネス（2008年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋幸せ」。毛色は栗毛。種牡馬のトーセンダンス（当時6歳）と交配したコールミークイーンが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は鹿戸正幸。戦績は、中央平地4戦0勝、中央障害2戦0勝、地方29戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2012年の一般C4五。

経歴

デビュー前

福島信晴厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2011年）

5月14日、デビュー戦は畑端省吾騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は496kg。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で畑端省吾騎手（1戦0勝）。17頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く16着に終わった。

8月14日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線では決め手が足りず18着に終わった。

9月8日、中3週で馬体重を前走からさらに18kg増やして迎えた4戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

9月22日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた5戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

11月20日、中7週で迎えた6戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、一般C4八（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

11月27日、連闘で迎えた7戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一般C4十（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露したが、4着に終わった。

12月4日、連闘で迎えた8戦目は、澤野寛治1歳誕生記念（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

12月11日、連闘で迎えた9戦目は、一般C4十（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は米倉知騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

12月18日、連闘で迎えた10戦目は、一般C4八（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

12月28日、中0週で迎えた11戦目は、一般C4十（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

4歳（2012年）

3月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、東日本大震災復興支援（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、勝ったコスモハイスペックに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

3月25日、中1週で迎えた13戦目は、一般C4五（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクールトップレディに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月3日、連闘で迎えた14戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、一般C4二（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

4月15日、中1週で迎えた15戦目は、宝達山開山祭特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

4月22日、連闘で迎えた16戦目は、一般C4六（金沢ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

4月29日、連闘で迎えた17戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、酒処じんのび開店25周年記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

5月6日、連闘で迎えた18戦目は、東日本大震災復興支援（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（6戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に敗れた。

5月13日、連闘で迎えた19戦目は、一般C4二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

5月20日、連闘で迎えた20戦目は、一般C4七（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に敗れた。

5月27日、連闘で迎えた21戦目は、神田知美さん誕生日記念杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

6月3日、連闘で迎えた22戦目は、一般C4六（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では電光石火の末脚を繰り出し、3着に入った。

6月10日、連闘で迎えた23戦目は、梅鉢紋特別（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた24戦目は、三方岩岳特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（8戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

7月1日、連闘で迎えた25戦目は、一般C4六（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（9戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

7月10日、連闘で迎えた26戦目は、一般C4二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（10戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では圧巻の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月17日、連闘で迎えた27戦目は、一般C4五（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平瀬城久騎手（11戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のように急駛したが、抜け出したダイメイロードを差し切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月31日、中1週で迎えた28戦目は、羽咋まつり特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で平瀬城久騎手（12戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた29戦目は、一般C4二（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で平瀬城久騎手（13戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた30戦目は、河合谷獅子舞特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で平瀬城久騎手（14戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のミラクルマオをクビ差振り切って2勝目を手に入れた。

9月16日、中2週で迎えた31戦目は、富山県畜産振興協会長賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で平瀬城久騎手（15戦1勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では天授の闘志でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月23日、連闘で迎えた32戦目は、一般C4二（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で平瀬城久騎手（16戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、4着に終わった。

11月11日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた33戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。

5歳（2013年）

3月30日、約4か月半の休養明けで迎えた34戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた35戦目は、4歳以上500万下（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野寺祐太騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。