ディヴァーザウェイ（2020年生、母ネイティヴコード）

ディヴァーザウェイ（2020年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「グングン進む」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャスタウェイ（当時11歳）と交配したネイティヴコードが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。主な勝ち鞍は2023年の一般C3 15。

経歴

デビュー前

伊藤圭三厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

11月26日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。馬体重は540kg。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい9着に敗れた。

12月17日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり16着に敗れた。

3歳（2023年）

2月12日、中7週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた3戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた4戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず最後はホウオウエニシと並んで10着同着となった。

3月19日、中1週で迎えた5戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1900m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

4月30日、中5週で迎えた6戦目は、小林勝太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林勝太騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり最後はロードイモータルと並んで8着同着となった。

6月10日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 曇/稍重）に出走。鞍上は永野猛蔵騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

8月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず18着に終わった。

10月8日、中5週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた10戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、一般C3 23（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスプリングラヴに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月22日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3 15（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎雅由騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のインペトゥオーソに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

11月4日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3-10（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎雅由騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したホルスにアタマ差届かず2着に甘んじた。

11月18日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎雅由騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアイリスクォーツに7馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

12月10日、中2週で迎えた14戦目は、キバナアマ特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎雅由騎手（4戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

12月29日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3-5（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山崎雅由騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったジーガーロンシャンを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

4歳（2024年）

1月16日、中2週で迎えた16戦目は、フクジュソウ特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山崎雅由騎手（6戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ワイドカントに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

1月30日、中1週で迎えた17戦目は、ユキワリイチゲ特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山崎雅由騎手（7戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったトウカイラメールに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

2月12日、中1週で迎えた18戦目は、ネコヤナギ特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で山崎雅由騎手（8戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2-4（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で山崎雅由騎手（9戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、勝ったストロベリーツーにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

3月17日、中2週で迎えた20戦目は、中国四国の酪農応援賞（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で山崎雅由騎手（10戦3勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったロードレイラインに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

4月6日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は12戦連続で山崎雅由騎手（11戦3勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

4月20日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2-2（高知ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で山崎雅由騎手（12戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したレイディガンナーを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。