ヒダカスタナー（1998年生、母スタナー）

ヒダカスタナー（1998年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のポリッシュネイビー（当時14歳）と交配したスタナーが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）辻牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方34戦6勝2着2回。2001年の如月特別で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

橋本寿正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2000年）

10月14日、デビュー戦は竹之下智昭騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は510kg。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた2戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（京都芝2000m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は竹之下智昭騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は一杯になって15着に終わった。

11月18日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で竹之下智昭騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

12月31日、中5週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた5戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、3歳（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヤスノスパークに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2001年）

1月14日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村芳晃騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のパレスシャトーに2馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

2月12日、中3週で迎えた7戦目は、3歳オープンの如月特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村芳晃騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったトゥルーモーニングから1馬身差の2着に敗北した。

3月8日、中2週で迎えた8戦目は、3歳オープンの水仙特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村芳晃騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた9戦目は、工藤勉騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの弥生特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月19日、中7週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた10戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のパラパラに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

7月22日、中8週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキャロルイチバンに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月12日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山下貴光騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月3日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦のバルーンカップ（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山下貴光騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アバレンボウキングに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

10月21日、中6週で迎えた14戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた15戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（盛岡ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた16戦目は、千葉淳志騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（水沢ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のカミナリペガサスに4馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。

12月17日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた18戦目は、3歳B1（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のセンリフィーバーに3/4馬身の差をつけて制した。

4歳（2002年）

4月20日、約4か月の休み明けで迎えた19戦目は、一般B1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は大坪慎騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた20戦目は、一般B1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた21戦目は、山本裕次郎騎手を鞍上に迎えて、一般B1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。4着を確保した。

6月2日、中1週で迎えた22戦目は、一般B1（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本裕次郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月16日、中1週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた23戦目は、一般B1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は大坪慎騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた24戦目は、小林央幸騎手を鞍上に迎えて、一般B2（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月2日、中7週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた25戦目は、一般B2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は大坪慎騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた26戦目は、焼石岳特別（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月8日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から42kg増やして迎えた27戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で大坪慎騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（2003年）

1月3日、中3週で迎えた28戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大坪慎騎手（7戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に終わった。

1月12日、連闘で迎えた29戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で大坪慎騎手（8戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月12日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた30戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で大坪慎騎手（9戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた31戦目は、一般B2（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で大坪慎騎手（10戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた32戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は千葉淳志騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月25日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた33戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月9日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた34戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（2戦2勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた35戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた36戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月30日、中3週で迎えた37戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、一般B5-8（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた38戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、一般B4-7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。