コアレスボニータ（2003年生、母アドラシュタイン）

コアレスボニータ（2003年5月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋かわいい（西）」。毛色は鹿毛。種牡馬のグランドオペラ（当時19歳）と交配したアドラシュタインが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者はコアレススタッド。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、地方31戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2008年の一般C2四五。

経歴

デビュー前

相沢郁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

12月3日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は424kg。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に終わった。

12月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

3歳（2006年）

2月5日、中6週で迎えた3戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、トーホウカウンターに半馬身交わされて2着となった。

2月19日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

7月9日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干速いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、5着に終わった。

8月20日、中5週で迎えた6戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。

9月19日、中3週で迎えた7戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のねむの木賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ナリタベガに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

11月6日、中6週で迎えた8戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の胡蝶蘭特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、ブラックコンコルドに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

11月28日、中2週で迎えた9戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に敗れた。

12月26日、中3週で迎えた10戦目は、一般C1八九（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

4歳（2007年）

1月22日、中3週で迎えた11戦目は、一般C2三（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のワンアンドワンをハナ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

2月6日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1四アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

2月21日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（4戦1勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定戦のアクアマリン特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（5戦1勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた16戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず13着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた17戦目は、石川駿介騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川駿介騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、若干緩いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では速い脚を使えず14着に終わった。

10月29日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた19戦目は、一般C1七八（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石川駿介騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚を失くしてしまい13着に終わった。

11月27日、中3週で迎えた20戦目は、一般C1七（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川駿介騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1九（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（6戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

12月28日、中2週で迎えた22戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般C1九（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって10着に終わった。

5歳（2008年）

1月16日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2十11（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は勢いを失って8着に終わった。

2月20日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

3月13日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

4月8日、中3週で迎えた26戦目は、一般C2七八（大井ダート1500m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天賦の負けじ魂を発揮してゴールまで勇戦し、3着に入った。

4月23日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2八九（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では稟性の負けん性を発揮してゴールまでタレずに走り切り、4着を確保した。

6月3日、中2週で迎えた29戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（5戦0勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず14着に敗れた。

6月23日、中2週で迎えた30戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

9月5日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた31戦目は、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で左海誠二騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。先手を取り、遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、ブライダルサンデーに交わされて1馬身差の2着となった。

9月17日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で左海誠二騎手（8戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた33戦目は、一般C2-12 13（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で左海誠二騎手（9戦0勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。

10月29日、中2週で迎えた34戦目は、一般C2-12 13（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で左海誠二騎手（10戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の敢闘精神で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のタイフーンスウェルを3/4馬身振り切って久しぶりに白星を挙げた。

12月2日、中4週で迎えた35戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。端をきる形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のスティングマリーをアタマ差振り切って3勝目を掴み取った。

12月26日、中2週で迎えた36戦目は、一般C1九十（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

6歳（2009年）

1月21日、中3週で迎えた37戦目は、一般C2九十（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田龍哉騎手（2戦1勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって12着に敗れた。