レグルレガリス（2020年生、母レグルドール）

レグルレガリス（2020年2月10日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「母名の一部+王者(ラテン語)」。毛色は鹿毛。種牡馬のサトノクラウン（当時8歳）と交配したレグルドールが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はグランデファーム。主な勝ち鞍は2024年のホクレンBB肥料特別(一般C3 C4-1)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、グランデファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、ノルマンディーファームによって880万円で落札された。

尾形和幸厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

3月26日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝1800m 雨/不良）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて10着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた2戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は勢いを失って13着に敗れた。

4歳（2024年）

5月28日、約14か月の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた3戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

6月13日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアトニモサキニモを交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月26日、中1週で迎えた5戦目は、ホクレンBB肥料特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で亀井洋司騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一気に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のアリュシナシオンを3/4馬身振り切って2勝目を手中に収めた。

7月9日、中1週で迎えた6戦目は、ユリ特別（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で亀井洋司騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るラビアータを猛烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

7月23日、中1週で迎えた7戦目は、デュランタ特別（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で亀井洋司騎手（4戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のクラシカルスカラーに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月21日、中3週で迎えた8戦目は、一般社団法人東京馬主協会特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で亀井洋司騎手（5戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったシシャモフレンドに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

9月4日、中1週で迎えた9戦目は、ヤングジェネレーションカップ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で亀井洋司騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るラビアータを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて5勝目をゲットした。

9月18日、中1週で迎えた10戦目は、クレオメ特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で亀井洋司騎手（7戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

10月17日、中3週で迎えた11戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、日胆地区農協青年部“紡”特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したヤマノプリティーを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

10月30日、中1週で迎えた12戦目は、藤田凌駕騎手を鞍上に迎えて、北海道厩務員会特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るラビアータをクビ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。